2021年9月29日 11:00
日焼け止めはスポンジで塗る!美肌医師が教える秋の紫外線対策5選
近所を散歩するのにピッタリなこの季節。日焼け止めを塗らずに外出してはいませんか?乾燥した肌に紫外線が降り注ぐと、肌の老化が一気に進みます。今の時期こそしっかりとした対策を!
「真夏のジリジリとした日差しが落ち着いたからといって、日焼け対策がおろそかになってはいませんか?“秋の日焼け”には『シミ』『シワ』『たるみ』といった肌の老化を加速させる危険がいっぱい潜んでいるため、十分な注意が必要です」
そう指摘するのは、内科・皮膚科医で美容と健康を医療の観点から追求している友利新先生。
気温が下がり、近所を散歩するにも心地よい季節だが、“秋の日焼け”には、いったいどんな危険があるのだろうか?
「秋の紫外線が肌老化を進める主な理由は2つあります。1つ目は『太陽高度』です。秋は夏に比べて太陽の高度が下がります。すると太陽光が斜めから降り注ぎ、顔全体や首にダイレクトに紫外線が当たってしまうのです。秋でも初夏並みの紫外線が降り注ぐため、うっかりしていると大量の紫外線を浴びてしまいます」(友利先生・以下同)
2つ目の原因は『乾燥』だ。
「秋は空気が乾燥してくる季節。乾燥は肌のバリア機能を低下させるので、少しの衝撃でも肌に炎症が起きてしまいます。