2021年10月8日 11:00
葉月里緒奈も告白…コロナ禍で「女性の更年期」が若年化している理由
《とうとう更年期がきてしまった》
女優の葉月里緒奈(46)が9月26日、自身のインスタグラムでこう告白した。
《ホットフラッシュ、頭痛、不眠が続くと日中ボーっとしてしまう》と、悩みを打ち明け話題に。フォロワーの女性からは、「私もです!」「親近感を覚えます」など続々と共感の声が上がっている。
日本人の女性が閉経を迎える年齢は50〜51歳といわれており、一般的にはこの時期をはさんだ、45〜55歳の約10年間が「更年期」と呼ばれている。
症状は、イライラ、不安、落ち込み、不眠などの“精神神経系”、ホットフラッシュ、動悸などの“血管運動神経系”、肩こり、腰痛などの“運動器官系”など多岐にわたる。
「更年期症状の主な原因は『ホルモンバランス』の乱れです」
こう話すのは、対馬ルリ子女性ライフクリニックの院長で産婦人科医の対馬ルリ子先生。
「年齢が上がるにつれて、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が減少します。エストロゲンが低下すると、視床下部を介して自律神経が不安定になり、頭痛やめまいなどさまざまな不調を引き起こしてしまうのです」
■症状悪化はコロナ禍の過度なストレスが原因
誰もが経験するとされている更年期だが、対馬先生はこう警鐘を鳴らす。