医師が好む間食「疲れた脳を働かせるアーモンドチョコレート」
「仕事や家事を集中してこなしたあとは、リラックスして脳を休める。そしてまた集中する。これが効率的に脳を働かせるコツです」
そう話すのは、神経内科医の米山公啓先生。
「リラックスしたいときには、私はよくチョコレートなどの甘いものを食べます。なにより糖分(ブドウ糖)は、脳に直接届く栄養素ですから、チョコやあんこは適度な量を取ることで、疲れた脳を元気にしてくれるんです」
なかでも米山先生が愛用しているのはアーモンドチョコレート。
「糖分に加え、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには脳の血流量を増やす働きがあります。それにアーモンドに含まれる亜鉛などのミネラル分が脳を活性化。まさに脳にとっての高機能食品です。
糖分は取りすぎてもよくないので、1回5粒と決めて、1~2時間置きに食べること」
手元に置くとどうしても続けて食べてしまうので、遠くに置き、そのつど、取りに行くとよいとか。
「カカオ70%以上のチョコレートのほうがカカオポリフェノールは多いには違いありませんが、どうもおいしくない(笑)。やはりおやつは脳が喜ぶようなおいしいもののほうがおすすめなので、市販の普通のアーモンドチョコレートがいちばんいいと思います」