カニたまは最強の若返り食!コレステロール×たんぱく質で筋力アップ
テストステロンが減少し不足すると、どうなるのだろう。
「まずやる気が起きず、ダラダラしてしまう。急に老け込んで見えるのは、テストステロンの不足が大きな原因です」
ほかにも、筋肉量が低下する「サルコペニア」に陥りやすくなる、骨密度が低下して骨粗しょう症になるなど、要介護予備群に近づくそう。動脈硬化も起こりやすく、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高くなるうえ、認知症や老人性うつになる可能性も上がるという。
なにより寝たきりや認知症は避けたいところ。テストステロン不足を防ぐにはどうすればいい?
「テストステロンに限らず、ホルモンの材料はタンパク質とコレステロールです。これまで『コレステロールの取りすぎはよくない』と敬遠する方が多かったと思います。確かにコレステロールは動脈硬化などの一因であり、すでに動脈硬化が進行中の方は避けねばなりません。
ですが、健康な方が過度にコレステロールを制限すると、テストステロンが産生されず、気力や体力の低下を招くことがあります」(平澤先生)
コレステロールを取るには?
「卵がおすすめです。卵はタンパク質が豊富で、テストステロンの材料であるコレステロールを効率的に摂取できます。