カニたまは最強の若返り食!コレステロール×たんぱく質で筋力アップ
「夕食は豪華にタンパク質が多めでも、朝食はパンとコーヒーだけでは、よい取り方とはいえません。タンパク質は、できるだけ三食均等に取ってください」
となると、調理に手間のかからないものがよいが……。
「手軽なタンパク源の代表は卵だと思いますが、カニカマなど魚肉の練り物もおすすめです。カニカマ1本(約15グラム)にはタンパク質が約1.8グラム含まれ、低カロリーで低脂質。使い勝手もよく、値段も安価で安定しています」
コレステロールとタンパク質豊富な卵と、これまた、タンパク源となるカニカマで作る「カニたま」は、絶好の老化予防フードでは?
「注意してほしいのは塩分の取りすぎです。減塩の練り物を選んだり、味付けに工夫してください」(森先生)
そこで管理栄養士の中村りえさんに、減塩でもおいしい「カニカマで作るカニたま」のレシピを考案してもらった。「酸味のある甘酢あんにすることで、塩分を控えても味にメリハリがつきます。お好みでたけのこやしいたけを加えてもおいしいですよ」(中村さん)
■最強カニたまの作り方
【材料】2人分
かに風味かまぼこ(カニカマ)…6本
卵…4個
塩、こしょう…各少々
ごま油…大さじ1/2
〈A〉水…100ml、しょうゆ…小さじ2、砂糖…小さじ2、酢…小さじ2、鶏ガラスープの素(顆粒)