2020年5月4日 10:15
聖路加国際病院乳腺外科部長の『乳がん術後の心と体を守るダイエット』
山内英子ブレストセンター長監修乳がんの治療後のダイエットについて解説している新刊『聖路加国際病院の乳がん術後の心と体を守るダイエット』が女子栄養大学出版部から発売された。
女子栄養大学出版部は学校法人香川栄養学園の事業部のひとつであり、『栄養と料理』や『食品成分表』などの刊行、イベントの開催などを行っている。
この新刊は聖路加国際病院乳腺外科部長で、ブレストセンター長の山内英子(やまうちひでこ)氏が監修を務め、B5変型判で112ページ、価格は1,600円(税別)である。
簡単で続けやすいダイエットレシピなど全ての女性にとって他人事ではない乳がん。女性がかかるがんの中では最も多く、女性のうち約11人に1人が生涯のうちに乳がんにかかるとされている。乳がんの治療では体重が増加しやすいが、乳がん治療後の体重コントロールについての情報は少ない。
山内英子氏らのチームは、乳がん治療後も安心して生活できるようサバイバーのための運動と食事による体重、体調のコントールについて研究し実践。新刊では、研究と実践の中で得られたノウハウを楽しく学べるよう解説している。
肥満もがんのリスクであること、再発防止には食事と運動が重要であることなどを解説し、しっかり食べつつ、ゆっくりやせるダイエットについて紹介。