2017年12月19日 14:45
過酷な環境下でも唇に潤いを!『微生物育成リップ』が登場
新発想!微生物を育てて保湿株式会社FILTOM(フィルトム)は、唇に住む「プロピオン酸菌」に着目して開発した『微生物育成リップ』の発売を開始した。
プロピオン酸菌は皮脂を分解し、保湿成分であるグリセリンと有機酸を作り出す。微生物を育てることで唇に潤いを与えるという、新発想のリップとなっている。
常在菌で唇を健康にグリセリンや有機酸を作り出すプロピオン酸菌は、唇に住む常在菌。この菌のおかけで、唇は健康な状態を保つことができるが、常在菌は乾燥や疲労によってバランスを崩してしまうことがある。
ヘルペスやカンジダ菌の繁殖による、口唇ヘルペスや口角炎の原因は、こうした常在菌バランスの乱れにあるため、プロピオン酸菌にとっての栄養成分を含んだ『微生物育成リップ』でバランスを整え、唇の潤いを守るという発想だ。
開発背景について『微生物育成リップ』の開発には、クリエイター・コヤナギユウ氏が関わっている。取材により世界中を飛び回るコヤナギ氏は、常に唇の乾燥にさらされていた。
FILTOMが行ったコヤナギ氏へのインタビューの中で唇の乾燥が話題になったことをきっかけに開発が進み、試作品は宮古島やチェコ共和国、アイスランドなどで効果を確認。