2013年1月21日 15:00
仮面をかぶり違う自分に 各地で謝肉祭の準備始まる【ドイツ】
冬のイベントとして定着した宗教行事
ヨーロッパ各地で謝肉祭を楽しみにする街や人々の様子が報じられている。
2月から3月の日曜日に行われる謝肉祭(カーニバル)。もともとカトリック文化の地域に伝わる宗教行事であった。現在では宗教色もなく欧米各地でクリスマスに続く長く厳しい冬の楽しみとして、各地に定着している。
今年、ドイツでは2月11日から13日にファシング(Fasching=謝肉祭)が行われる。地域により内容は違うが仮装パレードは共通するイベントで、1月も半ばを過ぎると人々はカーニバルの準備に慌ただしくなる。
ミュンヘンでは大規模なファシングパーティー、ファシング・イン・ミュンヘン(Fasching Muenchen )が開催される。仮装コンテストのほかに、南部地方の伝統菓子の販売、ダンスパーティーが行われる。
バイエルンでは仮装パレード付きのスキーツアーも企画されている。この日はスキー場も仮装をして人たちでにぎわう。
今年は何になる?大胆なコスチュームが街をにぎわす
コスチュームはトラディショナルなオーストリアの民族衣装をはじめ、スパイダーマン、バットマン、長靴下のピッピなどのキャラクターものが人気だ。