かかとの荒れが重度の場合は、やすりの粗い目を使用し、仕上げには細かい目を使用して整えます。
角質そのものは外部からの刺激に対してのバリア効果をもち、体にとって不可欠なもののため、不要な角質だけを取り除くことを意識して過剰な除去を行わないように十分な注意をもってケアを行いましょう。また、使用する道具についてですが、足裏やかかと用のもので、持ちやすく使いやすいものであれば安価なものでも十分なケアができます。軽石や垢すりの道具などは、力の加減が難しい部分もあり、過剰な除去となる可能性もあります。なるべく足裏用のものを使用することをおすすめします。
取った後のケアについて
角質を除去した後は、表面を整え、タオルで足を拭きます。ケア後は、乾燥対策として化粧水などを使用して水分を補給し、尿素が配合されているハンドクリームなどで保湿を行います。
新しい足裏の角質への保湿効果を高めるために、足裏、かかとをラップで覆って靴下を履き、一晩そのままにすることで化粧水とハンドクリームの保湿効果を高める効果が期待できます。
ケア後の足裏が再びカサカサにならないように、その日だけでなく小まめな保湿ケアも重要です。