そのため、むくんでいても、つい軽く考えてしまいがちですが、むくみは、病気が原因で引き起こる可能性もあります。病気が原因の場合は、なるべく早く適切な治療を行わなくてはなりませんので、むくみが気になる場合は、迷わず、専門の医師に相談するようにしましょう。
手のむくみの原因とは
日常生活の中で起こる手のむくみは、血流の滞りや重力が原因となっている可能性があります。起きているときに引き起こる手のむくみは、心臓より手が下の位置にあり、同じ姿勢を長時間とらなくてはならない場合にむくみやすくなります。また、朝起きたときに手がなんだかこわばって感じたり、握りにくかったりするのも、むくみによるものの可能性があります。
目覚めたときの手のむくみは、顔がむくむのと同じように、寝ている間に身体の中の余分な水分が手の方へとやってくることが原因であると考えられています。起きているときには、重力の影響で足や心臓より下に置いていた手に水分が溜まりがちです。しかし、就寝時には横になる事で、足と心臓、そして、頭と手がほぼ同じ高さになるため、重力の影響が均等にかかることになります。
そのため、それまで足の方に溜まっていた水分が顔や手にもやってくるのです。