これは「分娩後脱毛症」と呼ばれています。一時的なものでほとんどの場合、自然に治るため心配には至らないといわれています。経口避妊薬(ピル)を使用している方は、服用中は女性ホルモンが増加し、止めると減少するという変化に合わせて脱毛が減ったり増えたりします。
食生活の乱れ
過度なダイエットが原因で、びまん性脱毛症になることもあります。ダイエットは摂取する栄養を制限してしまうため、髪に必要な栄養が不足し、脱毛を引き起こします。また、動物性脂肪の多い食品は、血液の質を悪くする原因となり、頭皮の血行不良を起こしやすくします。
間違ったヘアケア
頭皮には皮脂が必要ですが、洗浄力の強いシャンプーの使用や、一日に何度もシャンプーをすることで必要な皮脂までも洗い流してしまうと、頭皮のトラブルが起きやすくなってしまいます。シャンプーの成分が頭皮に残っていても脱毛の原因となるため注意しましょう。
シャンプー後のすすぎはしっかりと行い、頭皮を健康に保ちましょう。
びまん性脱毛症の治療
びまん性脱毛症は、少しずつ進行していきますが、原因を取り除き、対策を施せば症状が改善されやすくなるといわれています。そのため、できるだけストレスを取り除き、食生活を見直しましょう。