生理前になると分泌量が急激に減少します。このため生理前は、べたつきとかさつきが混在するアンバランスな肌になり、ちょっとした刺激にも敏感に。赤みやかゆみ、カサカサ、きめの乱れなどの肌荒れが起きやすくなります。
自律神経の乱れ
女性ホルモンの分泌を支配しているのは、脳の視床下部。視床下部は、自律神経のはたらきもコントロールしています。
自律神経には、活動時に活発になる交感神経と、休息時に活発になる副交感神経があります。ストレスを受けたり疲労がたまったりすると、交感神経が優位になり続ける状態に。感情や体調に影響を及ぼしたり、不眠を招いたりします。
このようなときは、女性ホルモンのバランスも乱れやすくなるため、肌荒れを起こすことがあります。
ひどい肌荒れの改善方法
生理前に肌荒れしているときは、スキンケアや食事を見直して、肌のうるおいバランスを整えていきましょう。栄養バランスのとれた食事をとる
皮脂の分泌を抑える働きがある、ビタミンB1、ビタミンB2を含む食品を積極的にとりましょう。
ビタミンB1を多く含む食品豚肉、うなぎ、たらこ、ピーナッツ、玄米などビタミンB2を多く含む食品卵、乳製品、鶏レバー、うなぎ、海藻類、納豆など。