子育て情報『妊娠中は昆布を食べないほうがいい?【管理栄養士に相談】』

妊娠中は昆布を食べないほうがいい?【管理栄養士に相談】

目次

・Q.妊娠中は昆布だしも控えたほうがいいのでしょうか?
・矢部まり子管理栄養士からの回答
・食べ過ぎに注意しなければいけない理由は?
・ヨウ素を含む食品とその食べ方で気を付けたいことは?
昆布


「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、妊娠中の昆布の摂取に関するご相談です。

Q.妊娠中は昆布だしも控えたほうがいいのでしょうか?

昆布はヨウ素が入っているから妊娠中は控えたほうがいいと聞きました。昆布だしも控えたほうがいいのでしょうか?

矢部まり子管理栄養士からの回答

ヨウ素の摂取についてですが、昆布だしの使用程度であれば問題ありません。ヨウ素は海藻類に多く含まれていますので、わかめ・もずく・めかぶ・海苔・ひじき・昆布など、いろいろな種類を食べすぎないように気を付けていただければ過剰になるほどではありませんのでご安心くださいね。

※参考:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナーより

食べ過ぎに注意しなければいけない理由は?

昆布、わかめ、ひじき、のりなどの海藻類には、ヨウ素がたくさん含まれています。ヨウ素は食品中に存在するミネラルで、体内で甲状腺ホルモンを合成するために欠かせないものです。甲状腺ホルモンには、体の発育や新陳代謝を促進させるという重要な役割があり、妊娠中は胎児の骨や脳の発育のためにも欠かせません。妊娠中にヨウ素が不足してしまうと、最悪の場合は流産や死産といった結果を招いてしまうこともあります。

しかし、日本人は日常的にヨウ素を摂取しているため、平均的な食生活をしていれば不足することはほとんどありません。妊婦さんが注意しなくてはいけないのは、栄養素が足りないことではなく摂り過ぎることなのです。妊娠中にヨウ素を過剰摂取すると、それが赤ちゃんの体内にたまり、胎児に甲状腺機能低下症を引き起こしてしまう可能性があります。

甲状腺機能低下症とは、脳神経などの発達に必要不可欠な甲状腺ホルモンの分泌量が、不足してしまう病気です。甲状腺機能低下症は適切な投薬によって治療することができますが、病気の発見が遅れてしまうと、赤ちゃんの体や精神の発達に支障をきたすおそれがあります。こういった病気のリスクを回避するために、ヨウ素の摂取量に注意する必要があるのです。

ヨウ素を含む食品とその食べ方で気を付けたいことは?

市販の複合調味料やインスタント食品などの加工食品にも、昆布だしや昆布エキスが使われているものが多いため、使う前に表示をよく確認する必要があります。

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