子育て情報『常にしびれが…。産後の手のしびれについて助産師がアドバイス!』

常にしびれが…。産後の手のしびれについて助産師がアドバイス!

目次

・Q.赤ちゃんとたまにテレビを見るくらいならいいのでしょうか?
・高塚あきこ助産師からの回答
・出産後のママに起こりやすい「ドケルバン病」とは?
・「ドケルバン病」の治療は?
・育児をしながら安静になんてできるの?
腱鞘炎のイメージ


「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、産後の手のしびれに関するご質問です。

Q.赤ちゃんとたまにテレビを見るくらいならいいのでしょうか?

産後、急に手にしびれを感じるようになりました。何をしてもしびれているので、気になって仕方ありません。
産後に手がしびれることというのはよくあることなのでしょうか?

高塚あきこ助産師からの回答

産後はお子さんを抱っこしたりする機会も多く、手首が腱鞘炎になったり、疲労などで手がしびれたりすることもありますよ。なかなか使わないわけにはいかないので、安静にしたりすることは難しいかと思うのですが、サポーターなどを使用されると、少ししびれなどが軽減する場合があります。また、どうしても動かしてしまうところですので、気になる場合には、一度整形外科でご相談いただくと安心かもしれませんね。

※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

出産後のママに起こりやすい「ドケルバン病」とは?

親指を広げると、手首の親指側の部分に2本の筋が浮かび上がると思います。この2本の筋は、親指の関節を曲げたり伸ばしたりする「腱」で、「腱鞘(けんしょう)」というトンネルのような部分を通っています。

ドケルバン病は狭窄性腱鞘炎ともいい、腱鞘炎の一種です。親指を動かす腱とその腱が通る腱鞘に炎症が起こることによって生じます。ドケルバン病になると、手首の親指側が腫れたり親指を動かしたりするとこの場所に強い痛みが走ります。


「ドケルバン病」の治療は?

ドケルバン病の治療は痛みの程度によって異なります。症状が気になる場合は、受診し、医師の指示に従いましょう。

ドケルバン病の治療の例として、まず痛みのある部分の安静が必要になります。場合によっては、サポーターやシーネで固定することも。加えて、消炎鎮痛剤の軟膏や湿布を使用し、痛みのコントロールをおこないます。

痛みが強い場合は腱鞘内にステロイド注射をおこなう方法があります。

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