子育て情報『生理が不規則…妊娠への影響はあるの?生理不順の原因と対処法を解説』

生理が不規則…妊娠への影響はあるの?生理不順の原因と対処法を解説

目次

・生理はどんな周期で来れば正常? 生理不順の目安は?
・生理不順はどうして起こるの? 原因を知りたい!
・生理不順だと何がいけないの? 妊娠への影響は?
・生理不順になってしまったらどうしたらいい? 治療法は?
・妊娠初期の出血と生理を見分ける方法はある?
・まとめ
悩む女性のイメージ


「生理の予定日を過ぎているのに始まらない」「ついこの間生理が終わったばかりなのにまた始まってしまった」「気づいたら何カ月も生理がない」など、生理に関する悩みを抱えている女性は多いのではないでしょうか。生理の周期が不規則だと、何より健康や妊娠への影響が気になりますよね。ここでは、正常な生理とはどういったものかを踏まえたうえで、生理不順の原因とその対処法をご説明していきます。

生理はどんな周期で来れば正常? 生理不順の目安は?

生理不順(月経不順)かどうかは、生理が正常な範囲内に収まっているかどうかで判断します。正常とされるのは、「月経周期(生理初日から次の生理が始まる前日までの日数)が25日から38日」「周期のずれが6日以内」「出血が続くのは3~7日」という範囲内に収まる生理です。

生理周期が39日以上の場合は「稀発月経」といい、逆に24日以下の場合は「頻発月経」といいます。さらに、3カ月間にわたって生理が来ない場合は「無月経」といい、これは生理周期が正常ではないことよりもさらに深刻な状態です。加えて、経血の量が極端に多かったり少なかったりする場合も、生理不順にあてはまります。


初潮を迎えて数年のうちはホルモンバランスが不安定ですので、こういった生理不順が起こりがちです。しかし、それ以降も生理不順が続くようだと、将来的に妊娠しにくくなってしまったり、子宮や卵巣に何かしらの病気がひそんでいたりする可能性が考えられます。

生理不順はどうして起こるの? 原因を知りたい!

生理不順の原因で多いのは、ホルモンバランスの乱れだとされています。生理の周期に関わっているのは、卵巣で作られる卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類の女性ホルモンです。これらのホルモンの量が変動することで子宮内膜が反応し、生理が起こります。

この2種類の女性ホルモンは、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンによって分泌量が調節されています。そのため、脳の調節機能に影響が出ると女性ホルモンの分泌を調節できなくなってしまうのです。脳に影響が出る大きな要因として、強いストレスがあげられます。
脳がストレスを感じることで性腺刺激ホルモンの分泌が抑制されてしまい、女性ホルモンが正常に分泌されず、それが生理不順となって表れるというわけです。

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