体重が増えない…。フォローアップミルクは必要?【管理栄養士に相談】
フォローアップミルクはいつから? 絶対に必要なの?
フォローアップミルクは、離乳食期から幼児期の栄養を補うことを目的に開発された粉ミルクです。離乳食が順調に進んでいれば、フォローアップミルクは必要ありません。WHOも1989年の世界保健総会で、「フォローアップミルクは不必要である」と決議しています。
また、離乳食が進んできているときに、フォローアップミルクが乳幼児の栄養の多くを占めてしまうと、離乳食が進まなかったり、時期に見合った咀嚼の発達が阻害される可能性があるとも言われています。
フォローアップミルクの缶の説明書きには、対象年齢は生後約9カ月から3歳ぐらいまでと書かれているのがほとんどで、赤ちゃんが生後9カ月を過ぎたら飲ませなければいけないものと思っている人も多いかもしれませんが、必ずしもそうではないのです。
ただ、母乳育児の赤ちゃんは6カ月以降になると生まれるときにママからもらって赤ちゃんの体内に貯蔵されていた鉄が減少し、鉄欠乏になる可能性があります。乳児期の鉄は脳の発達にも関係するので、育児用ミルクやフォローアップミルクを離乳食の食材として使うのがおすすめです。
※参考: 基礎知識(ベビー):「フォローアップミルクとは? その必要性と与える時期【助産師監修】」【看守者:助産師 REIKO】
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