子育て情報『硬い体に運動不足…妊娠中にストレッチをしても大丈夫?【助産師に相談】』

硬い体に運動不足…妊娠中にストレッチをしても大丈夫?【助産師に相談】

目次

・Q.妊娠中、ストレッチをしても大丈夫でしょうか?
・宮川めぐみ助産師からの回答
・妊婦体操の方法
・腹式呼吸
・ストレッチ
・妊婦体操をおこなうときの注意点
妊娠中のストレッチ


「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。今回は妊娠中のストレッチ運動に関するご相談です。

Q.妊娠中、ストレッチをしても大丈夫でしょうか?

妊娠35週6日になります。軽い散歩などをしてもいいと言われ、体調がいいときに散歩する程度ですが、ストレッチなどの伸びなどもやっても問題はないですが? 生まれつき股関節も固いですし、全然ストレッチをしていないので、体がバキバキです。


宮川めぐみ助産師からの回答

体が硬めということなので、ぜひぜひ少しずつでもおこなってみてください。股関節周りはほぐしていただいているほうが、赤ちゃんも回って下りて来やすくなりますよ。やらないよりは少しでもいいので、やり続けていくことで変わりますよ。下半身だけではなく、上半身も繋がっていますのでやってみてくださいね。

※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

妊婦体操の方法

これから紹介する体操はすべておこなわなければいけないというものではありませんので、妊娠初期は軽い体操にとどめ、妊娠16週以降は、毎日、無理なく、少しずつでも習慣的におこなえるようにしましょう。


腹式呼吸

妊婦体操をおこなうときに基本となる呼吸法です。お産のときの呼吸法としても役立ちます。

①あぐらをかいて座ります。(妊娠初期で仰向けの姿勢を取れるなら仰向けで膝を立てます)
②おなかに手を当て、鼻から息をゆっくり吸い、手をあてたおなかが膨らむようにしましょう。
③口をすぼめてゆっくり息を吐きながら、おなかを引っ込めるようにします。

ストレッチ

1)首のストレッチ朝晩各5回
首の周りの筋肉を動かすことで、血行をよくし、肩こりや頭痛を緩和する効果が期待できます。
①背筋を伸ばして座る
②息を吐きながら頭を前に倒す
③息を吸いながら元に戻す
④同様に、後ろ、左、右に頭を倒し、元に戻す
⑤息を吐きながら、ゆっくりと頭を回す

2)腰背部のストレッチ猫のポーズ朝晩各5回
大きくなったおなかによって負荷がかかっている背中や腰の痛みを軽減する効果が期待できます。

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