2021年2月1日 10:30
驚き!「え、刺さない!? しかも、月経前症候群&&生理痛がラクに?」
生理痛や生理前の体調不良を改善したくて、刺さない鍼治療を開始した私。初めての治療では目立った効果を感じなかったものの、通い続けて先生の教えを守ることで、私の体はみるみる良い方向へ変化していきました。先生に教わったことや、鍼治療により私の体がどう変わっていったかをご紹介します。
PMSで苦しみ、生理が始まると寝込む生活
35歳を超えてから、生理中だけでなく生理前もつらいときが増え、PMS(月経前症候群)ということが判明。頭痛があれば薬を飲み、めまいや吐き気がしたらベッドに横になりました。
さらに生理痛もどんどんひどくなり、今までは寝込んだとしても1日だったのが、2日になり3日になって……。体調が悪いときは家事さえもこなせなくなりました。さすがにやばいと思い、刺さない鍼治療という方法があることを知り、試してみたいと思いました。
刺さない鍼治療をしてくれる鍼灸院に通う
私はとてもラッキーでした。なぜなら家から30分ぐらいのところに調べた鍼灸院があったのです。さっそく電話をして状況を説明し予約! そして鍼灸院に行くと、まずは先生が1時間かけて丁寧に説明をしてくれました。
その説明で、頭が痛いからといって安易に薬を飲んではいけないことを知り、「体調不良は施術でカバーをして、できるだけ薬を飲まないようにしてみて。休める状況にあるときはしっかり休むこと!」と教わりました。
施術の流れと、鍼の痛みについて
先生の説明のあと、鍼灸院が用意してくれている半袖・短パンに着替えました。実際の施術は両手首の脈の確認からスタートし、30分ほどかけて鍼と灸をしてもらいます。
首や肩甲骨付近、胸、おなかなどに先端がとがった鍼をやさしく置くようにしていきます。先生が言うには、鍼をすると手や指が軽くなるような反応があるそうです。その反応が早くなってきたら、気血(人体内の生気と血液。東洋医学の中心となる基本概念の一つ)が整ってきたということ。
途中、経路(気血の流れる通路のこと)に沿って灸を上から下へさすります。この灸は経路の流れをよくするために使われます。
経路とは、気血が流れているところと鍼灸の先生が説明してくれました。鍼は体に触れる鍼先を感じるものの、まったく痛くありませんでした。