破水後、驚くほど冷静だった私。のんびりしすぎて後悔することに…!?
妊娠後期になり、破水したらどうしようかと漠然とした不安を抱えていました。妊婦健診の際には助産師さんに破水したらどうすればいいかを確認するなどして備えていました。破水を体験し、後悔していることをお伝えしたいと思います。
おしるしからの破水
妊娠37週目の妊婦健診は異常なく、翌週の健診予約をして帰りました。その日の夜、うっすら出血しており「おしるし」のようなものが……。内診の際の微量な出血かとも思いましたが、数日続いたので「おしるし」だと思い、そろそろかしら?と毎日ソワソワしながら過ごしました。
健診から4日後の日曜日、夫と自宅で昼食を食べてのんびりと過ごし、少しベッドで横になろうとすると陣痛が始まりました。そしてトイレに行こうと起き上がった瞬間、下着が濡れた感覚が! 妊娠後期に入りますます頻尿になっていた私は、ついにお漏らしをしてしまったかと思いました。
しかしすぐに「あ、これが破水かも!」と思い直しました。
落ち着いている私とテンパる夫
すぐさまナプキンをあて、入院準備として用意していたかばんを取り出しました。出産後は実家で過ごす予定だったため、当分自宅には帰ってこないと思い、キッチン周りを片付け、シャツを洗濯して、それから病院へ電話をかけました。自分でも驚くほど落ち着いて、夫のほうが慌てていたくらいです。
病院からはすぐに来るようにと言われたので、夫の運転で病院へ。陣痛間隔も短くなってきたので、早く病院に到着したかったのに、こんなときになんと夫は道を間違えたのです。思わず「ふざけてんのっ!」と大きな声を出してしまいました。
ものすごく遠回りをして、病院に到着したのは破水から1時間30分後。
すぐに内診がおこなわれ、赤ちゃんが下りてきているので入院しましょうと言われました。そのまま入院となり、LDR(陣痛分娩室)に入りました。
まさかの発熱
陣痛が強まるなか、体のだるさを感じていたのですが、初めてのことなのでこんなものなのかと思っていました。そのとき助産師さんが異常を察して体温を測るとなんと39度もあったのです。子宮内での細菌感染も疑われたため、胎児への感染を防ぐため早く出産したほうがいいと医師が判断し、陣痛促進剤と抗生剤を使うことになりました。
陣痛促進剤を使い始めてから3時間ほどで出産しましたが、再度産後3日目に38度の発熱があり、採血や尿検査などをし、細菌感染が疑われ抗生剤を投与することに。