子育て情報『自分でしたい!自立心がぐんぐん育つ声かけ&サポート術【お着替え編】』

2020年11月12日 22:30

自分でしたい!自立心がぐんぐん育つ声かけ&サポート術【お着替え編】

目次

・「自分でしたい!」は自立への第一歩
・子どもの気持ちに共感した声かけをする
・手を出したくてもグッとこらえて待つ
・さりげないサポート術がカギ
お着替えをする子どものイメージ


こんにちは、保育士の中田馨です。1~2歳代の子どもは、「何でも自分でしたい!」という時期です。親にとっても、子どもが自分でできる経験を積み重ね、自信をつけてほしい時期でもあります。

今回は、この時期におすすめな「自分でできた!」が増える声かけとサポート術をお話しします。

「自分でしたい!」は自立への第一歩

子どもの「自分でしたい!」という気持ちの通りに、できる限り自分でさせてあげるのが理想です。とはいえ子どもに任せると、ママがするよりもはるかに時間はかかるし、ときには「大変だなあ」と思うこともあると思います。子ども自身も「こうしたい!」と思っていても、未発達な体をうまく動かせずにイライラしてしまうこともあるでしょう。でも、この「自分で!」と主張することが「自立」への第一歩なのです!

ママができることは、子どもが必要なときに必要な声かけとサポートをすること。
「自分でできたぞ! やったー!」という経験をたくさん積ませて、子ども自信をモリモリと育てていきましょう。

子どもの気持ちに共感した声かけをする

子どもに声かけをするときに大切にしてほしいのは「共感」です。共感とは、子どもの目線に立って、子どもの感じていることをそのまま感じることです。共感することによって子どもは「ママは僕を見てくれている!」と分かり、自信を持つことができるので、心が豊かに育ちます。

具体的な声かけの例を見てみましょう。
ボタンをとめたい子がいるとします。まずママは、「自分でボタンをとめたいのね」と子どものしたい行動をそのまま言葉にします。できたときには「じょうずだね」ではなく、「ボタンとめられたね」とできた行動を具体的に褒めましょう。
そうすることで「これでいいんだ!」と自信を持ち、さらに新たなことにチャレンジしようとする気持ちを育てます。

手を出したくてもグッとこらえて待つ

育児のコツとして、よく「子どもを待ちましょう」と書かれています。みなさんはどれくらい待つことができますか? 

大人はどうしても、大人のペースで物事を進めようとしてしまいがち。でも、そのペースは子どもにとってはかなり早いのです。まずは、大人のペースと子どものペースは違うということを意識します。

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