子育て情報『意外と知らない!湯冷ましって?水道水・ミネラルウォーターはいつから?』

2021年2月27日 22:20

意外と知らない!湯冷ましって?水道水・ミネラルウォーターはいつから?

目次

・水道水はいつから飲める?
・ミネラルウォーターはいつから飲める?
・湯冷ましなど水分の取り方
・乳幼児が水分補給するときにおすすめな飲み物
湯冷ましを飲む赤ちゃんのイメージ


こんにちは、保育士の中田馨です。乳幼児の水分補給には、湯冷ましや麦茶・ほうじ茶などを飲む機会があるのではないかと思います。離乳食の講座をしていると、よく聞かれるのが「水道の水やミネラルウォーターは、いつから飲ませても大丈夫ですか?」という質問です。

今回は、乳幼児が水道水やミネラルウォーターをいつから飲むことができるのか? また、乳幼児の水分補給におすすめな飲み物を紹介します。

水道水はいつから飲める?

水道の水をそのまま飲ませるのは1歳ころからが安心です。それまでは「湯冷まし」にして飲ませましょう。子どもを産むと「湯冷まし」と言う言葉を聞く機会が多くなると思いますが、具体的に作り方までは教えてもらうことはありませんよね。

【湯冷ましの作り方】

1.鍋やヤカンに水を入れ沸騰させる
2.沸騰したら蓋を取って、弱火で10分沸かし続ける
3.火を止めて、ひと肌(36℃前後)まで冷ます

一度沸騰させることで、水を殺菌して、水道水に含まれる塩素を抜くことができます。
塩素を抜いた湯冷ましは、雑菌が繁殖しやすいので飲ませるたびに作るのが安全。もし、残った場合は、大人が飲むかそれでも余る場合は処分するようにしましょう。

また、弱火で10分沸かし続けるときは、火を止め忘れることもあります。私はうっかり者なのでよくするんです! タイマーをかけておくと、そのうっかりを防ぐことができますよ。

ミネラルウォーターはいつから飲める?

ミネラルウォーターをそのまま飲めるようになるのは1歳以降。でも、1歳をすぎてもおすすめはしません。その理由は、ミネラルがあるから。大人にとっては良いとされているミネラルですが、赤ちゃんにとってはミネラルが多すぎると内臓に負担がかかることがあります。


飲ませるのであればミネラルが少ない「軟水」を選びます。硬度120以下が軟水の目安です。海外のミネラルウォーターは硬水のものも多いので、日本のものを選ぶようにしましょう。

ペットボトルの場合、一度開封したミネラルウォーターは日持ちがしませんので、冷蔵庫に入れたとしても翌日飲むのはNGです。また、初めてミネラルウォーターを与えるときは、少量からスタートして赤ちゃんの体調面の様子を見守ってあげましょう。

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