「ちょ、紳士すぎん!?」温泉旅行当日に生理襲来。落ち込む私に彼は…
数年前のお盆休みに、彼と一泊二日の温泉旅行へ行ったときのことです。お互い社会人で忙しい日々を過ごしており、久しぶりに2人でゆっくりできると随分前から楽しみにしていました。しかし、出発当日の朝に生理がやってきてしまいました。
旅行当日の朝に、まさかの生理襲来
「タイミング最悪……」。温泉旅行へ出かける当日の朝、私はトイレでひとり絶望していました。起きた瞬間から下腹部に違和感があり、まさかと思ったら案の定「やつ」が襲来していたのです。
よりによって楽しみにしていた旅行当日に被らなくてもいいのに!とぶつけどころのない虚しさを感じながら、私はしょんぼりと出かける準備を始めました。
腹痛と貧血で、そっけない返事しかできない私
生理の1~3日目は、特に症状の重い私。
鎮痛剤を飲んでなんとか2日間やり過ごそうと思ったのですが、おなかの痛みと貧血、倦怠感で行きの道中から既にフラフラでした。彼が話しかけてくれても「あー」「へー」と気のない返事をするのがやっとの状態です。
助手席でぐったりしながら「ごめんね。せっかくの旅行なのに」と告げると、彼は何でもないことのように「全然。今回は無理せずにのんびりしようや」と頭をポンポンしてくれました。彼のやさしさに胸がじんわりと温かくなりました。
彼の振る舞いは「紳士」そのものだった…
私が生理とわかってからの彼の対応は、まさに「紳士」そのものでした。もともとランチで予定していた中華料理の店は油っこいからとキャンセルしてくれ、和風の定食屋さんへ変更。
旅館にも早めにチェックインできるよう電話で取り計らってくれ、部屋でもおなかを冷やさないようにとカイロを買ってきてくれたり、フロントでタオルケットを借りてきてくれたり。
終いには湯船に入れない私を気づかって、楽しみにしていた露天風呂まで「俺も行かない」と言い始めたので、それはさすがにお願いして行ってきてもらいました。彼の言動や行動からやさしさや思いやりを感じるたび「この人とお付き合いしてよかったなあ」と実感した、そんな温泉旅行でした。
すっかり生理に邪魔をされ彼にも迷惑をかけてしまい、少し悔いの残る温泉旅行でした。しかし今回の旅行を通じて、彼の素敵なところをいくつも再発見できたのは大きな収穫です。改めてパートナーが生理について理解してくれていることは、とても大事でありがたいことなんだなと痛感しました。
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監修/助産師REIKO
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著者/鮭いくら
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