2021年4月22日 18:45
「結婚してよ」出会って3回目。彼がひと回り上の私と結婚を決めた理由
人生に疲れ、毎日ひとり飲み歩いていた30代後半の私。行きつけのお店で出会った彼に発した冗談交じりの言葉が、その後の人生を大きく変えたのです。
なじみの店で新顔の彼となんとなく会話
当時、私は30代後半。それなりの年ですから、恋愛も含めて、人生いろいろありました。そんな人生に疲れ、あきらめていた私は、毎日ひとり飲み歩く生活を送っていたのです。
「もうこのまま、ひとりでそれなりに生きていくんだろうな……」と思っていたある日、行きつけのお店で初めて見る顔の男性が。と言っても彼に何かを感じたわけではなく、なんとなく会話を交わし、なんとなく連絡先を交換して別れました。
いつもの店でなんとなく彼を飲みに誘ってみる
数日後、いつものようにひとりお店で飲んでいた私は、なんとなく、あのとき連絡先を交換した彼に「この前のお店にいるんだけど良かったらこない?」と連絡。
ただ、彼の住む家はお店から車で40分以上かかる場所にあったので、「まぁ来ないよね」と思っていました。でも、彼は飛んできてくれたのです! しかし……。彼が来るわけないと思っていた私は、彼は到着したときにはすでに酔っ払い。そのまま彼が車で家に送ってくれました。
なんとなくした問いかけに彼からまさかの返事
それからまた数日後、彼と会う機会がありました。私は彼の車に乗せてもらうことになり、車中でこれまたなんとなく「結婚してよ」と冗談交じりに言ったところ、まさかの「いいよ」という返事が! びっくりです。出会ってまだ3回目。さすがに「適当な返事だな」と思っていたのですが、そのまま話は進んでいき、あれよあれよと入籍日や結婚式の話に。
なぜ、こんなに話がトントン拍子に進んでいったのか。実は、これは後日彼に聞いたのですが、彼に2回目に会って家まで送ってくれたとき、酔っぱらった私は、彼の車の中で、山あり谷ありだった約40年の人生について語ったようなのです。もちろん、私には記憶がないのですが……。
そして、話を聞いた彼は「この人は誰かが守ってあげないといけない」と思ったそうなのです。
そんな彼は私より12歳も年下。当時はまだ20代でした。
お互いのことを、あまり知らないままでの入籍。最初は周りからいろいろ言われました。