子育て情報『つらいときにこそ実感できた「この人結婚してよかった」その理由は…』

2021年5月20日 22:50

つらいときにこそ実感できた「この人結婚してよかった」その理由は…

目次

・30歳で妊娠。夫と2人で喜んだのもつかの間…
・もう子どもが望めないかもと悩む私に夫がくれたひと言
・「この人と結婚してよかった」と実感する日々
つらいときにこそ実感できた「この人結婚してよかった」その理由は…


「病めるときも、健やかなるときも……」といいますが、本当につらいことがあったとき、パートナーがどんな対応をしてくれるかというのは、結婚生活において重要なことのように感じます。私の場合も、とてもつらいことがあったときに、夫の対応で心が救われた……そう思える出来事がありました。

30歳で妊娠。夫と2人で喜んだのもつかの間…

30歳のときに、念願の妊娠をした私。夫に妊娠を告げたところ、まだ実感はなさそうではありましたが、子どもが大好きな人なので、とても喜んでくれました。

ところが、妊娠2カ月のころ、稽留流産していることが判明。医師からの説明では、「手術をして、おなかの赤ちゃんを取り出さなくてはならない」ということになったのです。

もう子どもが望めないかもと悩む私に夫がくれたひと言

手術当日、夫は会社を休んで病院に付き添ってくれました。
そして、私以上に私の体を心配してくれていました。

そして、手術。

手術自体は無事に終えたものの、私の心は追いつかず、大切なものを失い、心にぽっかりと穴が開いたような喪失感でボーッとしてしまっていました。そんな私に、夫が「お疲れさま」と声をかけてくれた瞬間、私は泣き出してしまいました。

実は私はもともと体が弱く、妊娠しづらい体質と言われてました。そんななか、せっかく授かれた命だったのに……。この先も、赤ちゃんを授かれなかったら……。夫も子どもが大好きなのに……。
そう思うと、不安や心配は増すばかり。でも、夫は「赤ちゃんが授かれなかったときは、そうだな、2人で猫と犬を飼って仲良く暮らそうよ」と言ってくれたのです。

私はこの言葉が本当にうれしくて、「この人と結婚して本当に良かった……」と実感しました。

「この人と結婚してよかった」と実感する日々

その後しばらくして、まさかの妊娠! 産婦人科の先生からは「子宮筋腫もあるから、そっちの手術を先にして、3年くらい先の妊娠を目指しましょう」と言われた矢先のことだったので、妊娠したことがにわかに信じられず、びっくりしました。 

夫に報告すると、まずは私の体を心配をしてくれました。そして、「ありがとう。ちゃんと赤ちゃん、来てくれたね」と、ただただ喜んでくれたのです。

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