2021年10月3日 12:30
「やめた…」私は彼の気持ちをないがしろにしてた…/卵巣のう腫が消えた#12
【卵巣のう腫が産後消えた 第12話】3歳の娘いとちゃんと、2歳の息子うりくんを育てているわさびさん。実はいとちゃんを妊娠するよりもっと前から、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)があることがわかっていました。それからの治療、妊活、そして産後までをマンガでご紹介します!
わさびです。私が経験した、婦人科の病気のお話です。
私は20歳のとき、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)が判明しました。それからの治療、そして妊活では、いろいろと悩んだり、苦しんだり……。そんな私の治療、妊活、そして産後までをマンガにしました。再発の可能性はありますが、現在は完治しています。
同じ病気の方は、けっこう多いかなと思うので、こういう事例もあるのだと参考程度に読んでいただけたらと思います。
※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣にできたものです。本来は子宮内にあるはずの子宮内膜が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。
夫は私の7歳年上なので、周りの友人や親戚は子持ちだらけ。
そういう環境もあり、結婚したときから「子どもは絶対に欲しい!」というタイプでした。
ただ、私のチョコレートのう胞のこともあり、子どものことはあまり口に出して言いませんでした。けれども夫の言動を見ている限り、子どもが欲しいんだなあというのはすぐに伝わってきて。でも私のタイミングもあるし、何より妊娠してからの急激な変化が怖い。
そんなこともあり、2年間ピルを飲んでいる間、あまり真剣に子どもについては語ってこなかったんです。
でもこの占い師さんの話を聞いているうちに「ああ、私は夫のことを何も考えていなかった」と気づきます。そして昔、夫に聞いたささやかな夢のことをふと思い出したのです。
夫に子どもの頃の話を聞くと、必ず父親の影がありました。