子育て情報『女児が娘の顔の傷痕を指摘。そのとき感じた思いをパパに伝えると…?』

2021年11月16日 14:30

女児が娘の顔の傷痕を指摘。そのとき感じた思いをパパに伝えると…?

「口唇口蓋裂ちゃん、育ててます」160話は前回のお話の続きです。くぴこちゃんの鼻下の傷痕を女児たちに指摘されたことがショックで、ずっと気になっていたじぇにこさん。これからのくぴこちゃんのことについて、パパと相談し2人で話し合うことに……。

児童館であった出来事を夫に話すと……?

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夫婦ともに、娘にはのびのび過ごせて、いろいろな経験を知ることができる別の居場所が、家や病院以外にもあることも知ってほしいと思っていました。

口唇手術の前や手術が落ち着いたあとも、体調不良を起こしやすかった娘も3歳を過ぎました。

しかし、そういったことも次第に落ち着いてきたこともあり、近隣の幼稚園の情報を集めて、来年には幼稚園へ……そう考えていたのですが……。


jeniko160


娘の口唇口蓋裂について、話し方や口元を指摘されたときに、その場でフォローできないとなると、娘が傷ついてしまうかもしれない……。

そう思うと、来年の幼稚園はもう少し考えて、そばにいるべきなのでは? と思っていることを正直に伝えました。

しかし、夫は遅かれ早かれそれは避けて通れない問題だと言い、それを承知のうえで、自分の考えを言いました。

jeniko160


嘘をつく必要もなければ、周囲にあえて口外する必要性もない。

不安な姿勢や心配しすぎる態度はかえって娘も不安にさせてしまい、もっと早くに自信をなくしてしまうかもしれない。

そのためにも、万が一の場合は、自分たちが自然体でいることが大事。

話し方や傷に特徴はあっても、心配ばかりではなく娘は幼稚園でやっていけると信じることも大切だと諭されました。

おおむねその意見に納得した私も気持ちを切り替えて、娘を信じようと決意。


jeniko160


正直、心配な気持ちは完全には晴れることはありませんでしたが、面談のときに娘の治療のことや、口唇口蓋裂についての資料をできる限りまとめて伝えられるようにし、娘の幼稚園を探すことにしました。 

2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。

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