「じいじが治してあげる」アトピーの孫を心配する義父。しかし義父の行動で症状が悪化してしまい!?
娘が3歳の誕生日を迎える直前、急にアトピーを発症。私自身、幼いころ小児アトピーを患っていたため、アトピーの痒みやつらさは痛いほどわかります。娘のアトピーとうまく付き合っていくため、娘の大好きなお菓子を控えたり、娘のアトピー完治に向け全力で調べ、助け、見守っていたのですが、義父の行動で症状が何度も悪化してしまった体験談です。
もともと肌が弱かった娘
娘は生後1カ月のころ乳児湿疹がひどく、「肌が弱い子なのかもしれないな」と思っていました。薬や保湿、1日3回ぬるま湯で拭きとることを続け、生後3カ月ごろ乳児湿疹が治まり、やっと赤ちゃんのふんわりお肌に……。しかし離乳食を始めた生後6カ月ごろ、ベチャベチャになった口周りを拭きとったつもりでも、拭き残しがあると赤く炎症を起こしていました。
ひどい炎症ではありませんが、頻繁になるため病院で見せると、「少し肌がデリケートなのかもしれないね」と言われ、肌が弱い娘の経過を見ることに。気づけば生後10カ月のころには炎症が出ることもなく、肌トラブルも気にならない程度に。
しかし3歳の誕生日を迎える直前、急に顔や首、関節、おなか周りに痒みや湿疹が出るようになり、そこから1カ月でダニ・ハウスダストアレルギー、アトピー性皮膚炎と医師に言われました。
心配してくれる義父の行動が苦痛
私も小児アトピーだったため、わずかですが知識を持っています。個人的には、薬ばかりに頼っていても根本的な改善は難しいと思っていました。もちろん薬を使って1日も早く痒みや肌荒れを治してあげたかったのですが、食生活や寝具を見直したり、こまめに掃除をしたりして、アトピーが出てしまった原因を解消したいと考えました。義両親も心配してくれて、アトピーにいい保湿剤を調べて連絡をしてくれたのですが……。
義父は「じいじがちゃんと治してあげるからね!」と娘に声をかけてくれるのですが、会うたびにチョコレートのお菓子を2・3個、ジュース1本、食後にアイスクリーム。「たまにはいいか」と目をつぶりましたが、「それにしても甘い食べ物ばかり与え過ぎ! いい加減にして! 心配しているのか悪化させたいのかわからない」と思っていました。案の定その日の夜から娘は痒みがひどく、翌日は顔と首と関節は真っ赤に荒れてしまいました。
取り組んでいることを義父に伝える
私と夫は、義両親に会うと娘のアトピーがひどくなること、原因が何なのかをわかっていましたが、義父は「今日はひどいね、かわいそうだ。