「バターン!」えっ、何事!?教室内が騒然!生理痛を我慢しすぎた結果…
私が初経をむかえたのは中学生のころで、そのとき、生理痛はほとんどありませんでした。しかし高校生になり、だんだん生理痛を感じるように。そしてある日、授業中に痛みを我慢しすぎて……。
寒い日に生理痛を我慢しすぎて…
高校1年生の冬、その日は生理2日目で、朝から生理痛と頭痛を感じていました。教室に暖房はついていたものの、寒さで体が冷えたのか、痛みはひどくなる一方。ただ座っているだけでもつらく、授業にも集中できていませんでした。しかし私はどうすることもできずに、早く時間が過ぎてくれと時計ばかり見ていました。2時間目が終わりに近づいたころには、おなかはさらに痛くなり、頭もクラクラしてきて、座っているのもつらい状態。
そして気づけば、私は椅子から落ちて、床に倒れてしまっていたのです!
鎮痛薬には抵抗があった私
倒れた直後のことは、あまりの痛さにほとんど覚えていないのですが、あとから聞いたところ、自分でよろよろと立ち上がり、3階の教室から1階の保健室まで歩いて行ったそうです。そして保健室で鎮痛薬をもらい、しばらく横になっていると、痛かったのが嘘のようにラクになりました。それまで生理痛があっても薬を飲んだことがなく、知らない薬になんとなく怖さを感じていた私。「これからは我慢しないで、薬を飲んだほうがいいよ。貧血かもしれないから、無理はしないで早めに病院に行ってみて。寒い時期は特に体を冷やさないようにね」と保健室の先生に言われました。
心配してくれた友人に感謝
教室に帰ると、同じクラスの友人たちに「何事かと思った」「びっくりしたよ!」と言われました。生理痛だったことを話すと、「私はこの薬飲んでるよ」「痛いときはおなかと腰にカイロを貼ってる」「このスパッツあったかいよ」といろいろ教えてもらうことができました。
今思えば、普段から、恥ずかしがらずに生理のことについて周りの人と話せていたらよかったのかなと思います。
幸い貧血ではなかったようで、その後倒れるようなことはありませんでした。この出来事があってから温かい飲み物を飲むなど体を冷やさないように気をつけるようになり、生理痛が和らいだように思います。
そして速く効くという鎮痛薬を準備し、痛みを感じたらすぐ飲むようになりました。