子育て情報『「自分自身は2人姉妹だけれど…」2人目計画について葛藤する日々。そして私が下した決断は…』

2022年4月8日 14:00

「自分自身は2人姉妹だけれど…」2人目計画について葛藤する日々。そして私が下した決断は…

子どもはかわいいし、産めない事情があるわけではないけれど、2人目に前向きになれない私。もし今娘と赤ちゃんがいたら?とシミュレーション。年齢的なタイムリミットもあるので葛藤し続けてきましたが、周囲のきょうだいを育てるママ友の様子を見たり、実母に相談したりした結果、決断しました。

目次

・新生児期のあふれる母性
・身近なママ友から第2子妊娠報告を受けて
・本気で悩む日々
・娘を最大限愛することに
・著者:コイデ フサコ


2人目計画の葛藤


新生児期のあふれる母性

最初に2人目を意識したのは、娘がまだ新生児のころでした。「もう赤ちゃんじゃなくなっちゃうなんて! 早く次の子が欲しいな」と家族に話していたのを覚えています。でも今思えば産後ハイによるものでした。

産後2カ月ほどで里帰りが終了して本格的に育児に追われるようになってからは、「もう1人育てる? 絶対無理!」と思うようになりました。何より今いる娘のことがかわいくて、赤ちゃん中心の生活が考えられません。
私自身が長女で、妹のために我慢することもある立場だったので、娘に寂しい思いをさせたくなかったのです。

身近なママ友から第2子妊娠報告を受けて

娘が1歳を過ぎると、周囲から第2子妊娠の知らせが聞こえてくるようになりました。それは純粋におめでとうという気持ちでしたが、自分もあとに続きたいとは思いませんでした。ただ、自分自身は姉妹で、我慢もあったけれど楽しいことや心強い面も大いにあって、娘がひとりっ子なのは胸に引っかかる部分があったのも事実です。

追い討ちをかけるように祖母から、「ひとりっ子はかわいそうだ」という声も。実母を含めて、身近な人は2人目を心待ちにしているのがわかりました。


本気で悩む日々

妊娠できるかどうかは置いておいて、自分の不安要素をまとめてみました。まずは妊娠中のつわりがつらかった思い出。次に経済的に2人育てて大学まで行かせてあげられる自信がないこと。さらに、私自身30歳を過ぎていて、夫がひと回り年上ということもあり、下の子に何かあった場合、娘に多大な負担をかけてしまうことなどです。

実母には正直に、前向きになれないことを話しました。残念そうでしたが、「仲のいいきょうだいばかりじゃないからね」と寄り添ってくれました。 

娘を最大限愛することに

そもそも結婚当初は、子どものいない人生も視野に入れていた私たち夫婦。けれど子どもを育てることで得られた豊かさは、何にも変えられないものだと実感しています。

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