子育て情報『「冬でも靴下はいりません」実はやってた赤ちゃんの室内での着せ方やりがちNGとは?』

2022年2月22日 20:00

「冬でも靴下はいりません」実はやってた赤ちゃんの室内での着せ方やりがちNGとは?

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんのおうちでの冬の服装について教えてくれました。ついついやりがちなNGな着せ方…していませんか?

目次

・実は危ない!靴下や足つきのロンパース
・着させ過ぎて顔が真っ赤!家での服装
・かわいいモコモコ素材、皮膚トラブルも


室内の赤ちゃん


冬の寒い時期は、寒いかもとついつい赤ちゃんに厚着にさせてしまったり、家の中でも靴下などの防寒をしっかりしている場合も多いです。

今回は、家で過ごす時の冬の服装で気をつけてほしいポイントについてお話しします。

実は危ない!靴下や足つきのロンパース

冬の室内では暖房をつけていても、朝晩は寒いことがあります。また、赤ちゃんは手足の末梢への血流が未熟なために身体の中心の体温が保たれていても、触ると冷たいことがあります。赤ちゃんが寒いのでは、と靴下や足つきロンパースを着せせるママも多いかもしれませんね。でも、赤ちゃんは手や足で体温調整をしているので手足は覆わないほうが良いのです。

赤ちゃんが寒いかどうかは体を触ってみてください。
温かければ問題ありません。つかまり立ちや歩き出したばかりの赤ちゃんの場合、靴下や足付きのロンパースは滑って転倒する危険があります。家の中では基本は素足が安全です。

転倒防止のために、足の裏に滑り止めが付いている靴下やロンパースが多いですが、洗濯を繰り返すことで滑り止めの素材が劣化していたり、十分な転倒予防効果がない場合もあるので室内では靴下は原則履かせません。

着させ過ぎて顔が真っ赤!家での服装

室内でも、寒くしないようにと暖房を強くしたり、重ね着をさせていることがあるかと思います。

冷やしてはいけないとママは心配になって重ね着をさせたり、暖房の設定温度をあげてしまうことがありますが、赤ちゃんは汗をかいていなくても頬が真っ赤になるほど身体が熱かったり、暑すぎてぐずったり寝つけない……なんてことも。

基本は、赤ちゃんの胸や背中を触って体温が上がりすぎていないか確認しましょう。赤ちゃんは大人より体温が高いので、室内で大人が寒くない格好を目安に赤ちゃんの様子をみながら調整していきましょう。


かわいいモコモコ素材、皮膚トラブルも

着ぐるみのようなモコモコした素材の服などの厚手の洋服は、外では活躍しますが室内では暑くなりすぎたり、動きづらかったりするため、あまり向かないかもしれません。また、素材によっては赤ちゃんの肌への刺激になる場合もあり、実際肌に触れる部分は綿素材の肌着を下に着るなど工夫が必要です。

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