2022年4月2日 16:30
今、名づけは性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が人気!ランキング2位は「葵」、1位は?
性差を感じさせず、性別に関わらず名づけられている「ジェンダーレスネーム」は、年々人気が高まっています。
2022年2月の統計より、男女どちらにも名づけられていた「ジェンダーレスネーム」TOP10をご紹介いたします。
※()内は主なよみ
1位 蒼(男:あおい、あお、そら、そう/女:あおい、そら)
2022年2月に最も多く名づけられたジェンダーレスネームは、「蒼(男:あおい、あお、そら、そう/女:あおい、そら)」でした。「蒼」は、2021年男の子の名前ランキングでも4位に入っている人気ネームです。
「蒼」は草木が生い茂る様子を表し、すくすくと育つ植物を連想させる漢字。「あおい」というよみはすべてア行からなり、おおらかで開放的な印象を与えます。
2位葵(男:あおい/女:あおい)
2番目に多かったジェンダーレスネームは「葵(男:あおい/女:あおい)」。こちらは2021年の名前ランキングで女の子4位、男の子51位にランクインしている名前です。
「葵」は、草花の「アオイ」のこと。葉が太陽のほうに向かって育ち、きれいな花を咲かせる植物です。すくすくと明るく育つようにと、近年男女ともに人気です。
2位楓(男:かえで/女:かえで)
「楓」と同率で2位にランクインしたのは、「楓(男:かえで/女:かえで)」。2021年の名前ランキングでは、男の子の37位、女の子の17位にランクインしており、近年男女ともに人気です。
「楓」は、秋に美しく紅葉する落葉樹の名前。
実に翼がついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも込められていそうです。
4位凛(男:りん/女:りん)
4位に入ったジェンダーレスネームは、「凛(男:りん/女:りん)」という名前。2021年女の子の名前ランキング2位に入っている、大人気の名前です。
「凛」は「凜」の異体字で、意味は一緒。凛々しくきりっとした様子を表す漢字です。自分の人生を毅然とした態度で歩んでいけるようなイメージと、「りん」という響の可愛らしさが魅力です。
5位蒼空(男:そら、あおと/女:そら)
5位にランクインしたのは、「蒼空(男:そら、あおと/女:そら)」。2021年の名前ランキングでは、男の子の18位に入っています。