子育て情報『電車で走り回る息子にハラハラ!離れていく乗客たち…。「非常識ママ」の烙印を押されたような気持ちに』

2022年4月28日 15:30

電車で走り回る息子にハラハラ!離れていく乗客たち…。「非常識ママ」の烙印を押されたような気持ちに

生後10カ月の娘と6歳、8歳の息子を持つワーキングママです。外出では当たり前のように子どもたちと利用する電車。子育てが3人目ともなると、夫が不在でも近場から遠出まで問題なく電車を乗りこなせます。しかしそんな私も6年前、長男と初めて乗る電車は、まわりに大迷惑のドキドキハラハラの連続でした。

初めての電車に浮かれた私と長男

当時1歳半の長男はとにかく電車が大好き。電車を見るたびに指をさし「デン、デン」とかわいくつぶやいていました。実家の両親が頻繁に車で初孫を見にきてくれるので、長男と電車に乗ったことはありませんでした。そのため、頻繁に散歩へ出かけては電車を見せていました。


キラキラした目で電車を呼ぶ長男に、「電車か……そろそろ電車でおでかけしてもいいかも」と思い、2本乗り換えて50分かかる実家へ電車で行くことに。私も産後久々で浮かれ気味の電車。長男が乗ったベビーカーを押して、いざ先頭車両に乗り込みました。

車内に響く長男の声に胸がザワザワ

平日の日中だったため、私たちと同じ車両に乗る人は数人でした。長男の手には電車の玩具。さっそく長男は「デン、デン」と運転席の窓を指さしました。私は運転席にベビーカーを近づけましたが、長男には窓が高くて車掌さんが見えず「あー! あー!」と声を出してまた指さし。「あ、あれ?」。
私は長男のうれしそうな声に喜ぶどころか胸がドキドキ。

「みっ、見たいよねー」と言いつつ、私はとにかく長男を静かにさせなければ、と抱っこして車掌さんを見せます。すると長男は大興奮! 「シャー、シャー!」とはしゃぎだし、私の心はさらにハラハラ。車内の子どもの声ってこんなに響くの!? それに加えて長男が持つ電車の玩具はガチャガチャ音をたて、私の心臓は落ち着かないまま、電車は発車しました。

ついに走りだした長男!

「混雑している通勤時間じゃないだけまだよかったかも…」と私は自分で自分を落ち着かせていました。しかし長男はその間も「シャーシャー」とうれしそうに車掌さんが見える窓をバンバンたたいています。「電車だから、静かにしようね」となだめる私。ほかの乗客への申し訳なさから、「次からは気をつけます」と心の中で誓いました。


そんな私の気持ちをよそに、だんだん車掌さんを見るのに飽きた長男は「ん、ん」

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