現役保育士が教える!「ケンカしないで仲良く遊んでね」は実はNG!?トラブルを招く友だち遊びとは?
保育士の中田馨さんが、0歳〜2歳の子どものお友達との関わり方について教えてくれました。子どもにお友達を作りたい!と考えるパパママも多いですよね。0歳〜2歳の子どもにとってのお友達との関係って一体どんなものなのでしょうか?
こんにちは!保育士の中田馨です。1歳を過ぎると、行動範囲が広がってきます。それに合わせて「そろそろ友達を」と思われる方もいらっしゃると思います。
今回は、0~2歳の子どもの友達とのかかわり方について話します。
友達との出会いを探しに、公園や児童館などに通うママもいらっしゃると思います。0~2歳に友達は必要か?と言われると、必ずしもそうではない時期です。
「よし!この子に友達を作るぞ!」と親が気合いを入れるのではなく、子どものペースに合わせて見守るようにしましょう。
そばに友達が何人かいて、その子たちが一緒になって遊んでいるのに、自分の子が関わろうとしなければ、何だか取り残された感じがして焦ってしまうかもしれませんね。なので、大人は良かれと思ってその輪の中に入れてしまうこともあるかもしれません。この時期の子どもに大切なことは、親しい人(ママやパパ、兄弟)との信頼関係を築くことです。
例えば、子どもが砂でおままごとをしていたら「美味しそうなケーキを作れたね。
今は友達と遊ぶよりも楽しいあそびがあるのです。 無理に友達と関わらなくても、心配しなくて大丈夫なんですよ。
友達と遊ぶなら、穏やかに遊んでほしいのが親心です。分かりますよ。でも、ケンカが起きもしていないのに最初から「ケンカしないで仲良く遊ぶのよ」と言わないように心がけましょう。
「かして」「いいよ」が親の思うようにうまくいかなくても、おもちゃの取り合いが始まってもいいのです。「これをしたら、相手がどう思うか?自分はどう思ったのか?」を感じることも大切です。もちろん「ほっとけ」と言っているわけではなく、タイミングを見計らいながらの言葉かけは必要です。
例えば、自分の子が友達のおもちゃを取った場合。1歳ごろなら「このおもちゃが欲しかったのね。でも、○○ちゃん悲しそうだよ、返そうね」と一緒に返します。2歳ごろなら返そうねではなく「どうしたらいいと思う?」など問いかけて考えてもらってもいいでしょう。
大人が一緒に気持ちに共感して、代弁することで、友達との付き合い方を学んでいきます。
子ども同士がお互い興味がありそうでも、毎日のように一緒に遊ばせる必要はありません。友達と過ごす日、一人で集中して遊ぶ日、ママとサイクリングを楽しむ日、おうちでまったりする日など、いろいろな日があっていいのです。逆に、いろいろな遊びや経験を積み重ねてほしいなと思います。
また、その日1日の子どものあそびの環境を提供するのは大人ですが、遊びの中身を大人が決めすぎないようにしましょう。自分で遊びを見つけることで、想像力が身に付き遊ぶ意欲も増します。 最初は、毎日一緒に遊んでいても楽しいかもしれませんが、それがずっと続くことを考えるとどうでしょう?「会えたら遊ぶ」くらいの距離間の方が、ママにとっても楽かもしれませんよ。
今は、友だちと思うように関係性を作れなくて当たり前の時期です。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
こんにちは!保育士の中田馨です。1歳を過ぎると、行動範囲が広がってきます。それに合わせて「そろそろ友達を」と思われる方もいらっしゃると思います。
今回は、0~2歳の子どもの友達とのかかわり方について話します。
0~2歳に友達は必要?
友達との出会いを探しに、公園や児童館などに通うママもいらっしゃると思います。0~2歳に友達は必要か?と言われると、必ずしもそうではない時期です。
いわゆる大人の考える「友達」ではなく、時々そばにいる「知っている子」くらいの認識からのスタートになります。すぐそばで並んで遊んでいたり、関わらずに自分のあそびに集中しているけど、時々チラリと友達の方を見るような姿がみられたら、友達を意識している証拠。そんな感じで関わっているうちに成長とともに「知っている子」が「友達」に変化していくのです。
「よし!この子に友達を作るぞ!」と親が気合いを入れるのではなく、子どものペースに合わせて見守るようにしましょう。
子どもがお友達に関わろうとしなくても、無理強いはしない
そばに友達が何人かいて、その子たちが一緒になって遊んでいるのに、自分の子が関わろうとしなければ、何だか取り残された感じがして焦ってしまうかもしれませんね。なので、大人は良かれと思ってその輪の中に入れてしまうこともあるかもしれません。この時期の子どもに大切なことは、親しい人(ママやパパ、兄弟)との信頼関係を築くことです。
例えば、子どもが砂でおままごとをしていたら「美味しそうなケーキを作れたね。
ママも食べてもいい?」とあそびに共感します。子ども自身が楽しんでいることへの共感が「ママは私のことを見てくれている」という安心感につながります。その安心感を積み重ねることで、ママやパパ以外の友達に目を向けることができるようになるのです。
今は友達と遊ぶよりも楽しいあそびがあるのです。 無理に友達と関わらなくても、心配しなくて大丈夫なんですよ。
「ケンカしないで仲良く遊ぶのよ」と言わない
友達と遊ぶなら、穏やかに遊んでほしいのが親心です。分かりますよ。でも、ケンカが起きもしていないのに最初から「ケンカしないで仲良く遊ぶのよ」と言わないように心がけましょう。
この時期の子どもは、まだ相手のことを思いやることはできず、それを友達と関わることで学んでいる途中です。
「かして」「いいよ」が親の思うようにうまくいかなくても、おもちゃの取り合いが始まってもいいのです。「これをしたら、相手がどう思うか?自分はどう思ったのか?」を感じることも大切です。もちろん「ほっとけ」と言っているわけではなく、タイミングを見計らいながらの言葉かけは必要です。
例えば、自分の子が友達のおもちゃを取った場合。1歳ごろなら「このおもちゃが欲しかったのね。でも、○○ちゃん悲しそうだよ、返そうね」と一緒に返します。2歳ごろなら返そうねではなく「どうしたらいいと思う?」など問いかけて考えてもらってもいいでしょう。
大人が一緒に気持ちに共感して、代弁することで、友達との付き合い方を学んでいきます。
毎日、一緒にあそばせなくてもいい
子ども同士がお互い興味がありそうでも、毎日のように一緒に遊ばせる必要はありません。友達と過ごす日、一人で集中して遊ぶ日、ママとサイクリングを楽しむ日、おうちでまったりする日など、いろいろな日があっていいのです。逆に、いろいろな遊びや経験を積み重ねてほしいなと思います。
また、その日1日の子どものあそびの環境を提供するのは大人ですが、遊びの中身を大人が決めすぎないようにしましょう。自分で遊びを見つけることで、想像力が身に付き遊ぶ意欲も増します。 最初は、毎日一緒に遊んでいても楽しいかもしれませんが、それがずっと続くことを考えるとどうでしょう?「会えたら遊ぶ」くらいの距離間の方が、ママにとっても楽かもしれませんよ。
今は、友だちと思うように関係性を作れなくて当たり前の時期です。
大人はすぐそばで子どもの成長を見守りましょう。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
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