子育て情報『現役保育士が教える!「ケンカしないで仲良く遊んでね」は実はNG!?トラブルを招く友だち遊びとは?』

2022年4月30日 19:30

現役保育士が教える!「ケンカしないで仲良く遊んでね」は実はNG!?トラブルを招く友だち遊びとは?

保育士の中田馨さんが、0歳〜2歳の子どものお友達との関わり方について教えてくれました。子どもにお友達を作りたい!と考えるパパママも多いですよね。0歳〜2歳の子どもにとってのお友達との関係って一体どんなものなのでしょうか?

こんにちは!保育士の中田馨です。1歳を過ぎると、行動範囲が広がってきます。それに合わせて「そろそろ友達を」と思われる方もいらっしゃると思います。

今回は、0~2歳の子どもの友達とのかかわり方について話します。

0~2歳に友達は必要?

友達との出会いを探しに、公園や児童館などに通うママもいらっしゃると思います。0~2歳に友達は必要か?と言われると、必ずしもそうではない時期です。
いわゆる大人の考える「友達」ではなく、時々そばにいる「知っている子」くらいの認識からのスタートになります。すぐそばで並んで遊んでいたり、関わらずに自分のあそびに集中しているけど、時々チラリと友達の方を見るような姿がみられたら、友達を意識している証拠。そんな感じで関わっているうちに成長とともに「知っている子」が「友達」に変化していくのです。

「よし!この子に友達を作るぞ!」と親が気合いを入れるのではなく、子どものペースに合わせて見守るようにしましょう。

子どもがお友達に関わろうとしなくても、無理強いはしない

そばに友達が何人かいて、その子たちが一緒になって遊んでいるのに、自分の子が関わろうとしなければ、何だか取り残された感じがして焦ってしまうかもしれませんね。なので、大人は良かれと思ってその輪の中に入れてしまうこともあるかもしれません。この時期の子どもに大切なことは、親しい人(ママやパパ、兄弟)との信頼関係を築くことです。

例えば、子どもが砂でおままごとをしていたら「美味しそうなケーキを作れたね。
ママも食べてもいい?」とあそびに共感します。子ども自身が楽しんでいることへの共感が「ママは私のことを見てくれている」という安心感につながります。その安心感を積み重ねることで、ママやパパ以外の友達に目を向けることができるようになるのです。

今は友達と遊ぶよりも楽しいあそびがあるのです。 無理に友達と関わらなくても、心配しなくて大丈夫なんですよ。

「ケンカしないで仲良く遊ぶのよ」と言わない

友達と遊ぶなら、穏やかに遊んでほしいのが親心です。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.