子育て情報『「うちの子1人で遊んでること多い…」現役保育士が明かす、親が心配でやりがちなNG行動とは?』

2022年6月28日 12:30

「うちの子1人で遊んでること多い…」現役保育士が明かす、親が心配でやりがちなNG行動とは?

保育士の中田馨さんが、2歳頃の子どものお友だちとの関わり方について教えてくれました。「お友だちと遊んでほしいのに、うちの子いつも1人で遊んでる気がする……」とお悩みのママやパパもいることでしょう。そんな親御さん方はぜひチェックしてくださいね。

こんにちは!保育士の中田馨です。2歳ごろになると、保育園でも友だちと関わっている子どもたちの姿を見られるようになってきます。でも自分の子がお迎えに行ったときに一人で遊んでいたり、友だちが嫌がることをしたりする場面に遭遇すると「もしかして、うちの子、友だちとうまく遊べていないのでは?」と思ってしまうかもしれません。今回は、2歳ごろの子どもの友だち関係についてお話しします。

2歳ごろの子どもの遊び

自分の子どもが、一人で遊んでいることが多いとしても、この時期に心配することはありません。
なぜなら、この時期の子どもは「並行あそび」をする時期だからです。

並行あそびとは、友だちと並んで遊んでいてもそれぞれが自分の遊び(一人遊び)をしていることを言います。

友だちと一緒に遊んでいるように見える子どもの様子をよく見てください。一緒にブロックで遊んでいるように見えて、それぞれがそれぞれの作品を作っているはず。協力し合って遊んではいないはずです。一緒に走っていたとしても、競争や鬼ごっこをしているわけではなく「なんだか楽しいから、それぞれが走ってる!」という感じです。「せっかくなので友だちと遊んでほしい!」と思うのが親心だと思いますが、並行あそびをしながら少しずつ友だちへの意識が強くなっていきますので、今は「一人遊び」をしている姿を見守ってください。

4歳ごろになると、社会的ルールへの理解ができるようになってくるので友だちと関わって遊ぶこともスムーズになってきます。


友だちが嫌がることばかりしている場合は?

2歳ごろの子どもによくあるのが、おもちゃの取り合いなどのトラブルです。これらのトラブルは、友だちの持っているおもちゃや遊びが楽しそうで、「ボクも遊んでみたい!」と思う素直な気持ちから起きています。決して「意地悪してやろう!」なんて思っていませんので「あなたはいつも意地悪ばっかりして!」と言わないであげてほしいです。 

もし、お子さんのトラブルの場面に遭遇したら、「ボクも遊んでみたい」

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