2022年9月28日 11:00
「消えてなくなりたい」子どもにも当たってしまう自分が嫌で病院へ。すると…?
もともと、私の生理周期は一定ではありませんでした。しかし、「ちゃんと生理はきていて1人目の子を妊娠することもできたので特に問題はないはず。病院に行くほどでもない」と、考えていたのです。ところが……。
生理不順はいつものこと
私は昔から生理周期にばらつきがあり、28日で生理がきたと思えば、40日以上生理がこないこともありました。生理不順についてインターネットで調べてみると、不規則な生活や、ストレスによるホルモンバランスの乱れが原因と書かれていて、思い当たる節があるなあ……とは思っていましたが「まあ、大丈夫だろう」と特に受診をすることはなかったのです。
その後、赤ちゃんを授かることもでき、妊婦健診でも異常を指摘されることがなかったため、「生理周期の乱れは体質みたいなものなのかな」と考えていました。
受診のきっかけはPMS(月経前症候群)
また、私は生理前になるとささいなことでカッとなったり、この世から消えてなくなりたいくらい落ち込んだりと、情緒不安定になることがありました。
産後はPMSが特に症状が悪化したように思え、仕事でもミスが増えるなど、日常的生活に影響が出るように。なにより、息子に対し理不尽に怒ってしまうのが嫌で、私は産婦人科の受診を決めました。
産婦人科で、普段の生理の様子や、過去の妊娠の経過を問診票に書き、診察室へ。すると……。
「生理周期40日以上は月経異常ですよ」
先生にそう言われて、私は思わず「えっ?」と驚きの声をあげてしまいました。体質だと思い込んでいた生理周期の乱れを指摘されるとは思いもしなかったのです。
生理不順には病気が隠れていた…
それから、内診室でエコー検査をしていただき、医師から「多嚢胞性卵巣症候群ですね」と言われました。卵子が育つまでに時間がかかり、生理周期が延びる原因になると言うのです。
PMSに関してはピルの内服を提案されましたが、2人目を希望していたので、漢方薬をいただくことに。PMSの症状を改善するだけでなく、生理周期の乱れにも効果があると説明をうけました。
「漢方薬を飲みながら、半年くらいは妊活を頑張ってみてください。でも、あなたは排卵障害があるから希望すれば早く不妊治療を始められますよ」。