子育て情報『<病室トラブル>「なんだろ?」足音と声が聞こえ、目を覚ましたら予期せぬ展開が…』

<病室トラブル>「なんだろ?」足音と声が聞こえ、目を覚ましたら予期せぬ展開が…

あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。

健診の順番待ちのときに、美山さんが見せてくれたのは、体外受精の移植を撮った動画でした。

美山さんは、モニターに写しだされた移植の様子を、動画に収めていたのだと言いました。それを見たあおばさんは感動して、思わずウルウルしてしまいました。

あおばさんは、美山さんに「男の子と女の子どちらが良いとかありますか?」と聞きました。

すると、美山さんが入院前のお話をしてくれました。ある日大量の出血があった美山さんは、救急車を呼びました。救急車が到着する間、泣きながら「あぁ、もうダメだ」と何度も思ったと言います。


しかし、おなかの中の赤ちゃんは生きていてくれました。「だからこの子が元気に生まれてきてくれたら、ただそれだけでいい」と美山さんは言いました。美山さんのその思いに、あおばさんはジーンときてしまいます。

健診が終わり部屋に戻ると、退院する日が近いことがうれしいのか、ご機嫌な辛田さんの姿が。美山さんが同じ部屋に入院してきたときから、美山さんのことを無視してきた辛田さん。

いよいよ退院のあいさつのときがやってきましたが、最後まで、美山さんのことは無視してあいさつもせず、病室を去っていきました。

それからしばらく3人で平和な入院生活を送っていたあおばさん。ある日の深夜、カーテンの向こうに、足音とひそひそ声が聞こえて目が覚めました。
すると、美山さんの泣き声も聞こえてきて……!?

堪えるような泣き声を聞いてしまって…

あおば12


あおば12


あおば12


あおば12


あおば12


あおば12


あおば12


あおば12


あおば12


あおば12


切迫早産で入院してから1カ月半が経ち、あおばさんは妊娠37週に近づいてきました。ある日ロビーで、大きくなったあおばさんのおなかを触り、「ここまでたどり着けるのかな」と小さな声で美山さんが言いました。

それから数日後の深夜。足音と静かな空間に響くひそひそ声で、あおばさんは目が覚めました。そして、看護師さんと思われる人が病室から出ていったあと、美山さんのベッドからカーテン越しに泣き声が聞こえてきました。

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