2022年12月1日 21:30
<誘拐されかけた話>「乗ったらダメ」そう思うのに怖くて声を出せずにいると、知らないおじさんが…
ふくふくさんは幼稚園のお迎えの時にわがままを言い、おじいちゃんに置いていかれてしまいました。そこへ、狙いすましたかのように車で現れた知らないおじさんが、話しかけてきました。ふくふくさんは、おじいちゃんに置いていかれたことを話してしまいました。すると、「車で送って行ってあげるよ」と言われ、魅力的な誘惑に、心が惹かれます。思わず乗ってしまいそうになった時に「知らない人の車には絶対乗らない!」と、幼稚園で教えられたことを思い出します。
知らないおじさんの車に乗ってしまいそうになった時、幼稚園で「知らない人の車に乗ってはいけない」と教わったことを思い出したふくふくさん。さらに、「知らない人に連れて行かれそうになったら、大きな声を出して」という先生の言葉も思い出します。“でも、怖くて大きな声を出せないよ!!”と混乱してしまい……。
大きな声を出せない!
怖くなったふくふくさんは車に乗らずに戸惑っていると……、
ガシッ!!
おじさんに腕を引っ張られますが、ふくふくさんは踏ん張り、抵抗します。
“どうしよう。どうしよう。乗ったらだめ。乗ったらだめ”と心の中で唱えていると……、
「早くしてよ」と、さらに強く引っ張られます。
その時、「あ……、おじいちゃん」とふくふくさんが呟くと、ハッとするおじさん。
無事におじさんから逃げられると良いのですが。子どもにこのようなことがあったときのためにも、日ごろからどうすれば良いのかを親子で話し合っておきたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ふくふく
<誘拐されかけた話>「え、ヤバい」知らないおじさんが近づいてきて、体を思い切り突き飛ばし…