2022年12月29日 15:30
「孫可愛さについ…」帰省時に多発!じいじ・ばあばのちょっと困った孫への対応とは?
保育士の中田馨さんが、じいじ・ばあばのついついやりがちなちょっと困ったことについて教えてくれました。年末年始も近づき帰省する人も多くなる時期になりますよね。久しぶりに会うじいじ・ばあばの実は困ってしまった孫への行動や言動ありませんか?
こんにちは!保育士の中田馨です。新型コロナウイルスの影響で、なかなか帰省することがなかったかも知れませんが、今年は帰省する人も昨年より増えるかもしれませんね。そこで今回は、帰省するときに、じいじ、ばあばが孫にやりがちなNGな事例を紹介します。
孫が食べたことのないものを与える
「孫のために美味しいものを!」という気持ちで、じいじやばあばが良かれと思って孫にまだ食べさせたことのない食べ物を与えてしまった…!!というエピソードをよく聞きます。一昔前までは、アレルギーを気にすることはほとんどなかったのですが、今はそうではありません。「まだ、この食べ物は、この子には早いから食べさせていない」「アレルギーの心配がある」などの事情がある場合があります。
お孫さんが食べるものは、食べさせる前にパパやママに確認してくれると安心できますよね。お孫さんが帰省前に、「普段どんなおやつを食べているの?」「好物は何かな?」など聞いてくれるのも嬉しいものです。また、可能であればパパやママも普段食べている物や、用意してほしいものをあらかじめ知らせておくのもよいでしょう
子育てについて口を出す
時代の変化とともに育児は変化しています。例えば、育児にスマホを活用するパパやママも多くいます。「小さい子が見ても大丈夫なものだろうか」と心配になる気持ちはとてもよく分かります。もちろん、スマホばかり見ていると、子どもの成長発達の面で心配なこともあります。しかし、「スマホばっかり見せて」と言ってしまうと、パパやママもきっとよい気分にはならないでしょう。
「スマホばかり見せて…」という言葉ではなく、「じいちゃんと絵本読もうか」など、別のあそびに誘ってくれるような言葉がけだとパパやママも嬉しいですよね。
お正月の帰省ですので、お正月ならではのあそびのコマまわしやかるた、坊主めくり、福笑い、すごろく、凧あげなど昔あそびをじいじやばあばに教わるチャンスですよ。
発達について口を出す
例えばよくあるのが、「もう2歳なのに、まだオムツしているの?」