2023年3月6日 07:20
<過干渉な母親>「親に否定ばかりされてきた」母のつらい経験に同情…でも、私の気持ちは置き去り?
中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。ある日、「私のせいで、弱い子どもに産んでしまった、ごめん」と、謝ってきた母。幼いころ体が弱ったぷみらさんを心配していました。そして、「そんなこと気にしなくていいのに」と感じていたぷみらさんに、漢方や鍼灸を勧めます。しかし、以前からそのような治療が苦手なぷみらさんは、母の勧めを断ることに……。
母の勧めを断ったぷみらさんに、「アンタのためにいろいろ考えてるのに。
こんなに心配なのに」と、嗚咽しながら号泣する母。「こんなに泣かれたら、断れない」と渋々、母の勧める治療を受けることを伝えると、母は自身の幼少期のトラウマについて話しだしました。
幼いころ体が弱かったものの、そのことを祖母に理解してもらえず苦しい思いをしていた母。「おばあちゃんはパワフルな人間だから、私の気持ちはわからない」と、祖母への複雑な感情を語り……。
母の苦しみを理解しようとする娘は…
「おばあちゃんに否定ばかりされてきた。家で唯一明るかったおじいちゃんは、若くして急死してしまったし……」
自身のつらかった幼少期を振り返る母。
「出来の悪い私を自分の思い通りにしたかったんだと思う……」
「私はそれが嫌だった!!」
母は語気を強め、ぷみらさんに訴えます。
「とにかくアンタには私みたいなつらい思いはさせたくないのよ」とぷみらさんに、涙ながらに治療を勧めた理由を話す母。
「そっか……。お母さんはずっと否定されて、おばあちゃんの理想を押し付けられていたのか……」
ぷみらさんは、母の言葉にさまざまなことを納得するような気持ちで、話を聞きます。
「だから鍼灸と漢方……頑張ろう!!」