2023年3月8日 07:40
<過干渉な母親>「言ったらきっと、お母さんは傷つく…」わかっていても感情が止まらない娘はついに!
高校生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。幼いころ、体の弱かったぷみらさん。母も体調を崩しやすく、そのことを祖母に責められて育ちました。パワフルで元気だった祖母は、自分の思い通りにならない母のことを否定してばかり。母は、「私はそれが嫌だったから、アンタにはつらい思いはさせたくない」と、ぷみらさんに話していました。
「私のせいで弱い子どもに産んでしまった」と負い目を感じていた母は、ぷみらさんの健康のために、鍼灸と漢方を勧めていました。
ぷみらさんは以前から、鍼灸や漢方が苦手。しかし、母の勧めを断った際、号泣されたことをきっかけに「私が我慢すればいいか……」と、治療を受け入れていました。
ある日、体調の優れないぷみらさんは、母に勧められるがまま鍼灸院へ。問診に対して気のない返事をするぷみらさんに、「なんで来たの?」と尋ねる先生。「来ないと母が泣くので」と答えたぷみらさんに、先生は……!?
先生のあるひと言で、感情が爆発!
「あなた……かわいそうに……」
「母が泣くから鍼灸に来た」と話すぷみらさんに、同情の目を向ける先生。
「え……? 私がかわいそう?」
ぷみらさんは、思いもよらない先生の言葉に驚きます。
「だって鍼灸に来るという意思は、あなたではなくてお母さんの意思でしょう?」
先生の言葉に、ハッとするぷみらさん。母からかけられる「アンタのために」は、母のためで、自分の気持ちがなかったことに気が付きます。
帰宅したぷみらさんは、母に「もう鍼灸に行きたくない」と伝えます。
「今回の先生、合わなかった?違うところを探して……」
「ちがう! そうじゃない!!」
話を進める母の言葉を遮り、「私は行きたくないの!!」