子育て情報『「集団行動に慣れさせるため」保育士が明かす親がやりがちなトラブル時のNG対応とは?』

2023年3月23日 17:20

「集団行動に慣れさせるため」保育士が明かす親がやりがちなトラブル時のNG対応とは?

保育士の中田馨さんが、集団行動での子どものトラブルや困りごとに対しての親のNG対応について教えてくれました。「子どもがなかなか集団に馴染めない」、「いつもトラブルを起こす…」とお悩みのママやパパはぜひ参考にしてくださいね。中田先生の実体験からの話や、おすすめの対処法についてもお話してくれていますよ。

目次

・活動の輪になかなか入れない…こんな時は?
・子どもが集団で大騒ぎ…こんな時は?


集団行動入れないイメージ


こんにちは!保育士の中田馨です。保育所で子どもたちの遊ぶ様子を見ていると、お友だちが関わってきたときに何かしら「親が困ってしまうこと」が起こるものです。2人、3人だと分かりにくいですが、集団になると見えてくることもあります。そこで今回は、子どもが集団行動で起こした困りごとに対しての親の関わり方についてのお話をします。

活動の輪になかなか入れない…こんな時は?

幼児サークルや習い事など、集団であそぶ際にその輪の中に入れない子がいます。


実は、私の子ども2人もそのタイプでした。特に娘は頑として輪の中に入らず、いつも私のヒザの上に座っていました。こんな時、親としては「うちの子、みんなと同じ事が出来なくて大丈夫かしら?」と焦るものなんです。なので「ほら、みんなと踊っておいで」とおしりを持ち上げたり、「行ってないのは、あなただけよ!」と無理やり輪の中に座らせてみたり。「もう〇歳なんだから」や「あなたより小さい子が、みんなとあそんでいるわよ」と言ってみたり…。考えられることを色々しているのではないでしょうか? しかし、きっとこのタイプの子は「行かない」と決めたら、行きません。なぜそう言えるかというと、私が全て経験積みだからです。

考え方として大切なのは、みんなと行動できないのは、恥ずかしいわけでも劣っているわけでもないということ。
普段とは違う「異空間」を「安全地帯(父や母)」で過ごすことが、今、その子にとって一番安心なのです。ですので「みんなと一緒に踊ろうか!」などのお誘いはもちろんしてもよいですが、嫌がるのに無理にいかせる必要はありません。

今は、安全地帯(父や母のヒザの上)に座ったまま、お友だちと遊んでいる雰囲気を楽しみましょう。そして、「楽しかったね。また行こうね!」と良きイメージで終わらせましょう。

子どもが集団で大騒ぎ…こんな時は?

集団になると「怖いものなし!」の気持ちになる時がありませんか?これは、子どもだけでなく大人も一緒だと思います。

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