<僕たちは親になりたい>1年後の生活に期待を膨らませる夫。しかし、予想外の事態が発生して!?
3年前に結婚した美咲と拓也。美咲はずっと子どもが欲しいと思っていたものの、2人の間には子どもができずにいました。もともと妊活に対して温度差があった2人ですが、紆余曲折を経て、「まずは1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。いざ妊活を始めると、なかなか妊娠することができず息詰まってしまうこともあった2人。しかし、妊活を始めて1年が経過したある日、2人に転機が訪れたのです。
昔飼っていた愛犬の夢を見た美咲は、次の日の朝、体のだるさを感じたため、妊娠検査薬を使用してみることに。すると、陽性反応が出たのです!
すぐに拓也に報告し、一緒に喜びを分かち合った2人。
その後、病院で検査を受けると、医師から「妊娠しています」と診断を受け、ホッとする美咲。
拓也もマタニティ本を買って予習するなど、いよいよ2人のマタニティライフが始まったのですが……?
1年後は…? 家族を持つことのイメージがどんどん膨らんでいき…
電車で妊婦さんや泣いている赤ちゃんを見ると、
思わず反応してしまう拓也。
家族3人で暮らす想像をイメージすると、
(1年後はどんな生活をしてるんだろう……)と
期待に満ちた表情で空を見上げるのでした。
一方で、この日は病院を受診していた美咲。
しかし、ここで予想外の出来事が……。
検査を受けると、
「いま7週目なんだけど、まだ心拍確認できないね…」
そう告げられてしまったのでした。
◇◇◇
まさか「心拍確認ができない」と言われてしまった美咲。苦しみを乗り越え、やっと妊娠ができて喜んでいたのに、かなりショックだったのではないでしょうか。今回のことからも、妊娠はスタートにすぎず、ゴールではないということを改めて考えさせられますね……。
監修/助産師 松田玲子
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
<僕たちは親になりたい>「おなかの子を信じ続けよう」落胆する妻に、夫が声をかけると?