イビるつもりがイビれてない!? 義母が凍りついたワケとは… <嫁の私が義母に認められるまで>
3年間の交際を経て、セイジと結婚したユウキ。義母との距離を縮められるように頑張っていたものの、義母の態度は依然として冷たいまま。それでもユウキはめげません! ほんの少しだけ感じられた、義母の尊敬できる一面を見て、ますます義母に近づきたいと思うのでした。
ユウキにとって結婚後初めての正月は、2泊3日の義実家滞在。「2泊3日は長くない? 断ってもいいよ!」というセイジでしたが、ユウキはむしろ義母に会うのを楽しみにしています。
義母はというと、セイジをとられた恨みを晴らそうと、ユウキが来るのを待ち構えています。正月には義母の家に親族が集まるそう。ユウキと義母の正月は、一体どうなるのでしょうか。
イビリ倒して泣かしてやるはずが……
義母の家に着いて早々、ユウキが任されたのは雑巾掛けでした。嫁をイビりたい義母は、あれこれとを雑用を言いつけるのですが、どれもこれもうまくできず、結局手取り足取り教えてしまいます。
義母はイビっているつもりでしたが、ユウキにとっては新鮮なことばかり。むしろ楽しんでいるのでした。
しかし、夕飯の準備はユウキにとって鬼門!
物怖じしないユウキも、さすがに料理が苦手といえず、カレーのような謎の煮込み料理ができあがりました。
「たとえ美味しくできても、まずいと言う!」と決めていた義母もびっくり。手取り足取り教えるべきは、掃除ではなく料理だったのです。
ホウキや雑巾掛けなど、日頃やらないような家事ばかりで、さぞかし戸惑ったことでしょう。
義母は嫁をこき使ってイビる気満々でしたが、あまりに家事ができない嫁を前に、いつの間にか良い指導者や先輩のよう……。ここまできたら、開き直って家事を習い、レベルを引き上げてもらうのもひとつの手段かもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター ぴよ仔
ブログ、Instagramにて実話を元にフィクションを混ぜてマンガを描いています。