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「褒められる度に怖かった」「成績が落ちたら価値がない」女子生徒の発言に先生は?<犯人にされた私>

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「褒められる度に怖かった」「成績が落ちたら価値がない」女子生徒の発言に先生は?<犯人にされた私>


「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明らかになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。

「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生は、良子ちゃんの家に電話をかけることに。


 

最初は良子ちゃんお母さんに断られていたものの、なんとか良子ちゃんにつないでもらえたオイカリ先生。すると、良子ちゃんから「悪口の手紙を書いたのは自分です」という衝撃の事実が語られたのです。さらに、その手紙を書こうと思ったのか、理由も話し始めて……?

 

「怖かった」女子生徒の本音を聞いた先生は…?


「褒められる度に怖かった」「成績が落ちたら価値がない」女子生徒の発言に先生は?<犯人にされた私>


「褒められる度に怖かった」「成績が落ちたら価値がない」女子生徒の発言に先生は?<犯人にされた私>


「褒められる度に怖かった」「成績が落ちたら価値がない」女子生徒の発言に先生は?<犯人にされた私>


 

 
「褒められる度に怖かった」「成績が落ちたら価値がない」女子生徒の発言に先生は?<犯人にされた私>


「褒められる度に怖かった」「成績が落ちたら価値がない」女子生徒の発言に先生は?<犯人にされた私>


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「褒められる度に怖かった」「成績が落ちたら価値がない」女子生徒の発言に先生は?<犯人にされた私>


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「褒められる度に怖かった」「成績が落ちたら価値がない」女子生徒の発言に先生は?<犯人にされた私>


 

 
「褒められる度に怖かった」「成績が落ちたら価値がない」女子生徒の発言に先生は?<犯人にされた私>


「先生が私を褒める度に、

頭をなでる度にすごく怖かった」

 

「成績が落ちたら私なんか価値がない……

だから自分で手紙を書くしかないと思ったんです」

 

良子ちゃん言葉にうろたえるオイカリ先生。

 

「価値がない?自分で書いた?

ちょっと待てよ……。なぁ、本当のことを教えてくれ。

あれはつむ田が書いたんだろ?」

 

「あの日俺がそう聞いたとき、

否定しなかった……よな?」

 

「つむちゃんが書くわけないじゃないですか。

だって私たち友だちですよ?」

 

「お前たちそんな仲良くなかっただろ!」

 

その言葉を聞いた良子ちゃんは、

オイカリ先生は自分の成績だけしか

見ていなかったことを指摘。

 

「先生のこと、もう……好きじゃないです」

 

そう言うと、電話を切られてしまいました。


 

(俺は夢でも見てたのか?)

 

オイカリ先生の受話器からは、

虚しくツーッ、ツーッという音だけが響いていたのでした。

 

 

良子ちゃんの塾へ行くのが嫌だった原因は、生徒の成績しか見ていなかったオイカリ先生にありました。良子ちゃんも塾の担任が変わり、オイカリ先生と話すのもこれが最後ということで、意を決して真実を話してくれたのだと思います。無意識にそこまで生徒を追い込ませてしまっていたオイカリ先生。さらに、自分の思い込みにより、もうひとりの生徒も深く深く傷つけてしまいました。このことを深く反省し、心を入れ替えてほしいです。

著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

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