2023年7月19日 22:00
「なくなってた…」顔をこわばらせる息子。大切に育てたミニトマトがまさか!?<食料を食いつくす夫>
夫は、妻の料理を残さずキレイに食べてくれる、明るくてやさしい人。新婚当初、妻はたくさん食べる夫の姿を見て、「食いしん坊なんだから♡」とほほ笑ましく思っていました。しかし数年後、苦い表情で夫が食事をする姿を眺める妻……。夫は、翌日の分を想定して作ったものまで、すべて食べてしまう、“食いつくし系夫”だったのです。息子が誕生し、家庭の環境が変わっても、夫の食い意地が直ることはなく、妻は頭を抱えていました。息子のお菓子や、隠しておいたものまで探しだして食べてしまう夫。家族で出かけたフードコードでは、妻が席を外している間に、妻と子どもが食べるはずのうどんを食べてしまう始末……。「あまりガミガミ言いたくない」と思っていた妻ですが、イライラが積み重なっていきます。
数年後、息子が5歳になったころ。夫の行動に変化はないものの、妻は「私が我慢すれば丸くおさまる」と考え、夫に対して以前のように声を荒らげることはやめていました。
ある日、「みんなで食べられるから」とたくさん入ったアイスを選んだ息子。毎日1本ずつ、家族3人で食べようと楽しみにしていましたが、夫は妻と息子が就寝中に、アイスをすべて食べてしまいました。
さすがの妻も頭に血が上りますが、息子は冷静に、「おなか空いていたの? あげようと思ってたからいいんだ! また買ってくるね! 今度は一緒に食べようね」と夫を諭したのです。
情けなさで涙が出そうになる妻。夫も「反省している」とは言うものの、その後も悪いクセが治ることはなく……。
悲しみにくれる息子…
夫に対しては諦めにも似たような感情の妻。
時折イライラさせられるも、なんとか気持ちを落ち着かせながら過ごしていました。
数年後、小学生になった息子は、学校からミニトマトの鉢を持ち帰ってきました。
翌朝になり……。
小学生になった息子は、学校からミニトマトの鉢を持ち帰ってきました。
「サラダにして食べる?」と妻が尋ねると、「観察の宿題があるから、明日観察してから食べる!」とうれしそうに答える息子。