2023年9月4日 14:40
「そういえば不倫してるのかな…?」家族をないがしろにする夫に向けた疑いの目<生活費を払わない夫>
共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾したのですが、不倫相手に貢いでいたことは知られたくありません。自分のメンツを保つために「妹の借金を肩代わりしていて月5万円しか生活費を払えなかった」という嘘をでっちあげ、妹にも口裏を合わせるように強要したのですがーー。
ゴマンさんに口裏を合わせるよう命令されているイモウトさん。
弱みを握られているため、本当のことが言えません。
そんなイモウトさんを見て、ハラエさんは「何かおかしい?」と違和感を覚えずにはいられません。ゴマンさんのいないところで話を聞こうと試みましたが、口は固く閉ざされていました。
これではゴマンさんの思うがまま……。このまま引き下がるわけにはいきません。「いっそのこと不倫でもしていてくれればいいのに……」そんな考えが頭の中をよぎるのでした。
不倫の証拠が掴めれば慰謝料がとれる!
月5万円しか生活費を入れないのは、不倫相手にブランド物を買ったり高い食事に連れて行ったりしているからではないか?
友人からも言われていたゴマンさんの不倫疑惑を思い出したハラエさん。もし本当に不倫をしていたら、ゴマンさんをギャフンと言わせるだけでなく、慰謝料を取れるかもしれません。
何らかの理由で口を開かないイモウトさんから本当のことを聞き出すよりも、夫のスマホに隠れた不倫の真実を暴いたほうが確実なのではないかと考えたのでした。
「叩けば埃が出る……」そう思わずにはいられないハラエさん。用意周到に口裏合わせを頼んでいたゴマンさんでも、嘘を重ねているとどこかで矛盾が発生するはずです。これまで家族をないがしろにしていたツケが回ってくるのも、そう遠くないかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター じむ
夫のスマホに着信が…「干渉すんな!」怪しすぎる言動とは… <生活費を払わない夫>