「私がおかしいの?」離婚で壊れてしまった母から逃げた夜、男友だちがまさかの言葉を<母娘トラブル>
幼いころからごく普通の家庭で育っていたハルさん。しかし、ハルさんが小学生になったころから家庭内の状況が一変。それまでの日常とはまるで違う生活が待ち受けていたのです。ハルさんが小学生になったころ、父親は家を出ていきました。父親がいなくなったという事実だけでも、相当なショックを受けたハルさんでしたが、今度は母親の様子がおかしくなり始めます。日に日にハルさんに依存し、行動を束縛する母親。ついに学校に行かないでと言い出した母親に、ハルさんは子どもながらに恐怖を感じます。その日、ハルさんは学校から家には帰らず、河川敷のテントへと向かったのでした。
河川敷のテントのおじさんに頼み込み、今日はここで夜を明かすことを決意したハルさん。
そんなハルさんを心配し、友人・ケンタがハルさんを連れ戻しにやってきたのでした。
母親に対してこんなことを思うなんて、否定されるかな…?
連れ戻しに来たはずのケンタでしたが、ハルさんの切迫した雰囲気を感じ取り、一緒に公園で夜を明かそうと言い出します。2人で公園のアスレチックの上に寝ころび、夜空を見上げていると、ハルさんは母親に対して抱えている不安が口からこぼれだしてしまいました。
もしかしたら否定されてしまうかもと、ケンタへ話しながら不安に思うハルさん。
そんな気持ちを払拭するように、話終えたハルさんへ、ケンタはそっと「それはやっぱりおかしいことだと思う」と賛同してくれたのでした。
家族と幸せに暮らすケンタに、自分の今の状況を伝えるというのは、小学生のハルさんにとってはとても勇気の必要なことだったでしょう。
ケンタがハルさんの気持ちを否定せず、そっと寄り添ってくれたことに、私たちの気持ちも救われましたね。
ハルさんの母親にも、今回の家出を通じて、ハルさんのこの不安に感じている気持ちが伝わることを願うばかりです。
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
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