子育て情報『婚活パーティーにはご用心!「はじめまして妻です」婚約者は既婚者だった?恋人が隠していたこととは…』

婚活パーティーにはご用心!「はじめまして妻です」婚約者は既婚者だった?恋人が隠していたこととは…

目次

・運命の出会い
・天国から地獄へ
・「私は悪くない!」
・結婚していることを隠していた婚約者の正体は…
婚活パーティーにはご用心!「はじめまして妻です」婚約者は既婚者だった?恋人が隠していたこととは…


私はバリバリのキャリアウーマン! 仕事一筋で頑張ってきたおかげで、最年少ながらもスピード出世を達成しました。しかし色恋沙汰には疎く、もう何年も恋人がいない生活を送っていました。あるとき友だちに誘われて軽い気持ちで参加した婚活パーティーで人生を変える出会いがあってーー。

婚活パーティーで出会った彼・ハルキとは一瞬で意気投合! すぐにお付き合いを始めました。3カ月目の記念日には、彼から待望のプロポーズを受け、私は喜びでいっぱいでした。

運命の出会い

しかしある日の午前中のこと。ひとりの女性が私が勤める会社に訪ねてきました。来客の予定はなかったはず……。
私がいぶかしげに受付のほうを見ると、見知らぬ女性が立っていました。

私が要件を尋ねると、その女性は「はじめまして。私、ハルキの妻です」と名乗ったのです。

彼が既婚者だなんて初耳です。慰謝料を請求すると言われても、どうしていいかわかりません。

妻と名乗る女性は、言いたいだけ言って会社を後にしました。残された私は、頭の中が真っ白です。

天国から地獄へ

居ても立ってもいられず、彼に電話をかけた私。
ことの顛末を彼に説明し、問い詰めると、彼はついに観念したのか「彼女は俺の妻だ」と白状したのです。

そこからは終始タジタジ。私が何を言ってもはっきりしない態度で、私も何が何だかわかりません。こんな状況で慰謝料なんて払いたくはありません。なんとかするように言って、電話を切りました。

天に昇るような幸せから一転、私は地獄へ突き落されたような気分でした。結婚を喜んでいた両親の顔が頭をよぎり、さらに胸が苦しくなったのです。

それ以来私は彼からの連絡を拒否し、仕事に没頭していました。
そんなとき、友人からかかってきた1本の電話に私は衝撃を受けます。その内容は、私の想像のナナメ上をいく内容でした。

「私は悪くない!」

それから数日後、私は彼と妻をカフェに呼び出しました。シュンとした様子の彼に勝ち誇ったような顔をした妻。私が諦めて慰謝料を払うことにしたのだと思ったのか、ニヤニヤしていました。 

しかし慰謝料など払うわけがありません。慰謝料を貰うべきは私なのです。私は話を続けました。


「あなたたちグルよね? 確信犯なんでしょ?」

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