2023年10月14日 00:30
「着替えてみせてよ」恐怖!怪しい男に着用を求められた、衝撃の一着とは!?<誘拐されかけた話>
ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。突然、見知らぬおじさんに話しかけられたと思ったら、おじさんは大声で女児向けアニメについて語り出しました。これが通称“キュアおじ”との出会いです。ほや助さんは事を荒立てないよう、平静を装いますが、キュアおじの勢いはさらに加速。「かわいいなぁ」と、ほや助さんの頭に手を伸ばします。ほや助さんは間一髪のところで手を振り払いますが、キュアおじは「頭ポンポンしようとしただけだよ!」と笑顔……。しかし、その目はねっとり、粘着質な雰囲気をまとっていたのです。
笑っているようで笑っていない、キュアおじの粘着質な視線。ほや助さんは全身の毛穴があわ立つほどに恐怖を覚えます。
にこやかなのに、目は笑っていない…
「本当にごめんなさい。もう行かなきゃいけないです……」
「チッ……。あと少しだけ! ねっ?」
笑顔を見せながらほや助さんを引き留めるキュアおじですが、その表情とは裏腹に、聞こえてきたのは舌打ち。しかも、目は明らかに笑っていません。
恐怖におののくほや助さんをよそに、キュアおじは車から何かを取り出そうと後ろを向きます。その間に逃げ出すことを考えますが、タイムーバー。
「絶ッッッ対!! 君にぴったりだと思うんだよね!」
「えっ? な、なんですか、それ……?」
キュアおじが車から取り出したのは、女児向けアニメの変身セット。
「なんでおじさんが、こんなの持ってるんだ? 自分で着られるわけないし……」
あまりの衝撃に、ほや助さんはどうにか事態を理解しようと努めますが、キュアおじの異様さばかりが際立ちます。
困惑するほや助さんに対し、キュアおじは、さらなる驚きの言葉を投げかけます。