2023年10月15日 00:30
「それはダメでしょ」逃げ出したいのに、足が…!エスカレートする不審な男の要求<誘拐されかけた話>
ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。突然、見知らぬおじさんに話しかけられたと思ったら、おじさんは大声で女児向けアニメについて語り出しました。これが通称“キュアおじ”との出会いです。事を荒立てないよう平静を装うほや助さんを尻目に、キュアおじはエスカレート。「かわいいなぁ」とほや助さんの頭に触れようとするばかりか、今度は女児向けアニメの変身セットを取り出し、「着替えてみせてよ」と迫るのです。
小学4年生の女児にいきなり話しかけ、コスチュームの着用まで求めてくるキュアおじ。ほや助さんは当然、困惑の色を隠せません。
お下がりなんて、絶対にウソ…
「すぐわかったんだ! 『着てもらうならこの子がいい』って」
キュアおじは身長の高さを理由にほや助さんを選んだと話し、さらには「変身セットは姪っ子のお下がり」だと主張します。
しかし、それはフィルムに包まれたバリバリの新品。ウソをついていることは明らかです。
「無理ですっ! ほんとに時間ないんで……」
「そんな意地悪なこと言わずにさ! 似合ってるか見てあげるって!」
ほや助さんがどんなに断っても、キュアおじは聞く耳を持ちません。
会話は通じないと判断し、ほや助さんが逃げ出そうとしたそのとき……
「それはダメでしょ」
その瞬間、空気がどっと重くなります。
「本当にごめんなさい。もう行かなきゃ……!」
「いいから、早く着替えて」
キュアおじは目の据わったような表情で、しつこく着替えることを要求。泣きそうになりながらも懸命に断り続けるほや助さんに対し、さらに恐ろしい提案をしてきたのです。
キュアおじは「車の中で着替えるのが恥ずかしいんだね!?」